『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月十六日」で、概要は「十六日、午後から餅つきを始め、御鏡餅・御蔦餅・マイ玉とつき上げていく。鏡餅の周囲には注連縄がまかれ、端をピンと立てる。御蔦餅は餅三個を青竹に蔦の葉とともに挟む。マイ玉は大根で作った鳥なども吊る珍しいもの。これらを夜半、神社・観音堂に供える。十八日、講員が集会所に再び集まって、お鏡割をし、明年度の御頭役へ引き継ぎをするが、この際藁で包んだ御頭輪を渡す。」とあります。
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