『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「十月一日から二日まで」で、概要は「多羅尾年中行事(文化・文政年間)によると「太鼓打四人或は六人八人にて腹に太鼓をつけ、頭に赤熊を被り踊るなり、其傍にて大勢歌をうたい踊るなり(中略)踊歌二十九番あり」とある。現在もその形態を残しており、一日の宵宮祭(午後八時)から賑やかさを増す。踊り手は小学校高学年(男・女)、歌い手が氏子青年によってなされる。五穀豊饒・天下泰平を祈念する踊りである。」とあります。
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