『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十日に弓始式、二月十一日に弓納式」で、概要は「年行事が選んだ男児二人の射手が、それぞれの位置につき、六本の矢を交互に的に向かって射る。終わると年行事が矢を拾い集め、再び盛り砂に差して数取りをする。こうして六本の矢をそれぞれ五回と、最後に三本の計三十三本を射る。二月十一日の弓納式も同様に行事を行う。昔は的中本数により、豊年を占うこともあった。」とあります。
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