『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月五日」で、概要は「社記によると、欽明天皇二十八年に洪水が起き、社殿が琵琶湖へ流出したとある。その後、神霊を湖中から迎えたという故事が、現在の長刀振りと伝えられている。踊りは、笛・鉦・ささら・鼓・太鼓の囃に合わせて、美しい友禅模様の着物に、色あざやかな鉢巻や褌姿の子供たちが奉仕する。氏子圏は、宮本の杉江をはじめとして十一地区におよび、そのうち五地区が長刀振り・さんやれ踊りを伝承している。」とあります。
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