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佐古純一郎がドストエフスキーの「白痴」について書いた論文があるか。(埼玉県立久喜図書館)

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所蔵資料、インターネット情報、オンラインデータベースの調査したが、該当論文はみつからなかった。詳細は回答プロセス参照。 回答プロセス:【所蔵資料の確認】 『個人全集・作品名綜覧 第1期』 (日外アソシエーツ 1985) 「佐古純一郎」の項目のところで、参考文献として「佐古純一郎著作集 8」(春秋社 1960) p208に著作年表とあり、資料を確認するがp208-209の簡単な著作年表に該当記述なし。本文にも該当記述なし。 「佐古純一郎著作集 1」(現代文芸出版 1959)p128-p147「『罪と罰』におけるキリストの辯証」に「白痴」に関する記述なし。 【該当記述がなかった資料】 『個人全集・作品名綜覧 第2-5期』(日外アソシエーツ 19945-2010) 『個人全集・作家名綜覧 第1-4期』(日外アソシエーツ 1985-2004) 『全集・内容綜覧 第1-5期』(日外アソシエーツ 1982-2010) 『評論・思想家個人全集案内 作品名から引ける日本文学 1-2期』 (日外アソシエーツ 1992-2005) 『文学はこれでいいのか』(佐古純一郎 現代文芸社 1957) 『文学をどう読むか』(佐古純一郎社会思想社 1958) 【オンラインデータベース】 《BOOKPLUS》《MAGAZINEPLUS》を〈佐古純一郎 & 白痴〉で検索するが該当なし。 【インターネット情報】 《国立国会図書館サーチ》で〈佐古純一郎 & 白痴〉で検索。 「戦後文学論」(佐古純一郎著 昌美出版社 1963 県立図未所蔵)がヒット。「坂口安吾の『白痴』について」この中に関連記述があるか。 《Googleブック》を〈佐古純一郎 & 白痴〉で検索し、当館所蔵資料を確認する。 『国文学 解釈と教材の研究 25(2)』(学燈社)p143 小林秀雄とドストエフスキーに関わる佐古純一郎の著作「小林秀雄ノート」があるということがわかる。 『国文学 解釈と鑑賞 昭和38年8月』(至文堂)p212 「佐古純一郎著 戦後文学論」の書評。この図書に「安吾の「白痴」」についての論文があることがわかる。 『昭和文学年表 4 昭和311年-昭和40年』(明治書院 1995)p160「転向についてのひとつの考察」「生命は浪費されねばならないか」という論文が掲出されているのみ。 『国語と国文学 71』(東京大学国語国文学会  明治書院 1994)p32 「 「白痴 3 」出版直後の佐古純一郎氏との対談「批評と人生」(昭39.7)にも、ドストエフスキイの「言いたいことは、全部『罪と罰』の中にあります」との発言が見られるように、『白痴』あるいは『白痴』論への愛着にこだわらずに小林のドストエ フスキイ(略)」とあり。 上記の情報をそれぞれ確認するが、該当なし。 「批評と人生」(小林秀雄 番町書房 1968)p259-272「対談 批評と人生」(小林秀雄、佐古純一郎の対談)には関連記述なし。 「文学の探求」』(佐古純一郎 審美社 1968)(宮城県図所蔵)に「戦後文学論」「小林秀雄ノート」が所収されている。 p189-306「第2部 戦後文学論」p203(第2部戦後文学論の中に)「坂口安吾の『白痴』について」あり。ただし、これは坂口安吾著の『白痴』についてであり、ドストエフスキーの「白痴」については言及なし。 p307-360「第3部 小林秀雄ノート」小林秀雄の論評についての論文。小林秀雄がドストエフスキーを取り上げている。取り上げられている箇所・作品はp311『ドストエフスキイの生活』、p313『罪と罰』、p319・p335・p341・p346、特定の作品無し、p356『罪と罰』。『白痴』は記載なし。(参考:p361-p470「第4部 『罪と罰』ノート」 ほぼ『罪と罰』についてのみ) 『近代文学研究叢書 76 坂口安吾ほか』(昭和女子大学近代文化研究所 2001)p125「坂口安吾の『白痴』について」を「文学の探究」(昭42.5)に刊行しているという情報のみ。 『日本の文学 43 小林秀雄』p537年譜 「昭和39年7月に「信徒の友」で佐古純一郎と対談《批評と人生》」とあり。

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