記述のあった以下の資料を紹介した。
『平安建都』(瀧浪貞子著 集英社 1991)
p317-342「第10章 ■[シュウ]馬の党・■[シュウ]船の輩」
『戦乱の日本史「合戦と人物」 2 平安王朝の武士』(第一法規出版 1988)
p84-87「『■[シュウ]馬の党』と『■[シュウ]船の輩』」(村井康彦[著])
趣旨は上記『平安建都』と同じ
『日本古代史論苑 遠藤元男先生頌寿記念論文集』(国書刊行会 1983)
p3-15「■[シュウ]馬の党の行動と性格」
『古代の武蔵 稲荷山古墳の時代とその後』(森田悌著 吉川弘文館 1988)
p175-212「4 駅路と■[シュウ]馬の党」
『日本生活史点描 1 古代中世の関東・近世以前の職人』(遠藤元男著 つくばね舎 1994)
p2-9「第1章 ■[シュウ]馬の党の行動と性格」
『日本荘園史の研究 同成社中世史選書 1』(阿部猛著 同成社 2005)
p287-290「■[シュウ]馬の党」
『研究史将門の乱』(佐伯有清〔ほか〕著 吉川弘文館 1975)
p184-185「■[シュウ]馬の党」三宅長兵衛の論文(『国史大辞典 7』参考文献にあったものか)を紹介している。
『人物日本の歴史 4 武士の挑戦』(小学館 1975)
p63-72「将門を指示した■[シュウ]馬之党と霞ヶ浦湖賊」
『初期中世社会史の研究』(戸田芳実著 東京大学出版会 1991)
p42-45「三 船車人馬の強雇」■[シュウ]馬の党が街道で駄馬を掠奪した事件(前掲「類聚三代格 巻18」)等について記述あり。
p118-121「1 初期の『党』-群盗蜂起と党類」■[シュウ]馬の党の蜂起について記述あり。
『論集日本歴史 3 平安王朝』(有精堂出版 1976)
p238-250「中世成立期の国家と農民」(戸田芳美)
p244-245■[シュウ]馬の党の群盗蜂起について記述あり。
『日本史史料 1 古代』(歴史学研究会編 岩波書店 2005)
p321「類聚三代格 巻18」昌泰2年9月19日太政官府の原文及び解説あり。
『国史大系 25 類聚三代格』(黒板勝美編輯 国史大系編修会編輯 吉川弘文館 1965)
p565 昌泰2年9月19日太政官府「皆出■[シュウ]馬之党也」とある。
『歴史の視点 上』(林屋辰三郎〔ほか〕編 日本放送出版協会 1975)
p229(下段)に〈■[シュウ]馬の党〉について記述あり。
『古代の日本 7 関東』(角川書店 1970)
p345-349「■[シュウ]馬の党」「不安の要素」の項に記述あり。
『古代東国史の基礎的研究』(川尻秋生著 塙書房 2003)
p406、p407-412(「院と東国」中「院と東国の乱」)に記述あり。
『中世後期の寺社と経済 思文閣史学叢書』(鍛代敏雄著 思文閣出版 1999)
p284-286 4章11節「■[シュウ]馬の党」に記述あり。
『文芸の創成と展開』(村井康彦著 思文閣出版 1991)
p187-188「■[シュウ]馬の党」になぞらえて「■[シュウ]船の輩」について記述あり。その中で「■[シュウ]馬の党」にも触れている。
回答プロセス:『国史大辞典 7』の記述より
『国史大系 25 類聚三代格』(黒板勝美編輯 国史大系編修会編輯 吉川弘文館 1965)を確認する。
《国会図書館サーチ》〈■[シュウ]馬の党〉で検索した結果2件ヒットするがいずれも未所蔵。
博論「中世後期の寺社と経済」(鍛代敏雄 思文閣出版 1999)
図書「日本史ノート」(遠藤元男 朝倉書店 1968)
雑誌記事・論文を探す。
《MAGAZINEPLUS》〈■[シュウ]馬の党 or シュウバノトウ or しゅう馬の党〉で検索するが該当なし。
《NDL-OPAC(雑索)》〈馬の党〉〈シュウバノトウ〉及び〈■[シュウ]馬の党〉で検索するが該当ヒットせず。
《Google books》での調査。
〈■[シュウ]馬の党〉で検索した結果から所蔵資料にあたる。
《GeNii》の《WebcatPlus》(〈馬の党〉で検索)から6件ヒット、上記ですでに調査済みの資料を除くと2件
『平安建都』(瀧浪貞子著 集英社 1991)
『図説群馬県の歴史 』(西垣晴次責任編集 河出書房新社 1989)
p97 「■[シュウ]馬の党」項目名はあるが、前後の文章中に具体的な記述はなし。
前述『平安建都』の文章から〈村井康彦〉氏〈三宅長兵衛〉氏などの著作及び論文を探す。
〈村井康彦〉氏
《GeNii》の《WebcatPlus》で120件ヒット。自館目録検索74件あり、書名からは該当しそうなものにあたりをつける。
『戦乱の日本史「合戦と人物」 2 平安王朝の武士』
p84-87「■[シュウ]馬の党」、「■[シュウ]船の輩」村井康彦[著] 趣旨は上記『平安建都』と同じ。
〈三宅長兵衛〉氏
《CiNii》で検索したところ2件ヒット
「前九年の役」の再検討--安部頼時反乱説をめぐって (『日本史研究(43)』1959.7)所蔵なし。
(前述)「将門の乱の史的前提」(「立命館文學 (112)」p582-598 1954-09)所蔵なし。
その他の調査資料で記述のなかったもの
『古代国家解体過程の研究』(村井康彦著 岩波書店 1988)
『公家と武家の比較文明史 国際シンポジウム』(笠谷和比古編 思文閣出版 2005)
『教養人の日本史 2』(村井康彦著 社会思想社 1966)
事前調査事項:質問時に提供した資料
「国史大辞典 7」p297-298〈しゅうばのとう〉
「東と西の語る日本の歴史」(網野善彦 講談社 1998)(《Wikipedia》〈しゅう馬の党〉より)
「武士の成長と院政」(下向井龍彦 講談社 2001)(《Wikipedia》〈しゅう馬の党〉より)
〈■[シュウ]馬の党〉平安時代中期の運送業者集団。■[シュウ]は雇の意味で、馬を駆使し、東国地方を活動範囲として史料にあらわれる(「国史大辞典 7」より)。
参考資料:『平安建都』(瀧浪貞子著 集英社 1991),
参考資料:『戦乱の日本史「合戦と人物」 2 平安王朝の武士』(第一法規出版 1988),
参考資料:『日本古代史論苑 遠藤元男先生頌寿記念論文集』(国書刊行会 1983),
参考資料:『古代の武蔵 稲荷山古墳の時代とその後』(森田悌著 吉川弘文館 1988),
参考資料:『日本生活史点描 1 古代中世の関東・近世以前の職人』(遠藤元男著 つくばね舎 1994),
参考資料:『日本荘園史の研究 同成社中世史選書 1』(阿部猛著 同成社 2005),
参考資料:『研究史将門の乱』(佐伯有清〔ほか〕著 吉川弘文館 1975),
参考資料:『人物日本の歴史 4 武士の挑戦』(小学館 1975),
参考資料:『初期中世社会史の研究』(戸田芳実著 東京大学出版会 1991),
参考資料:『論集日本歴史 3 平安王朝』(有精堂出版 1976),
参考資料:『日本史史料 1 古代』(歴史学研究会編 岩波書店 2005),
参考資料:『国史大系 25 類聚三代格』(黒板勝美編輯 国史大系編修会編輯 吉川弘文館 1965),
参考資料:『歴史の視点 上』(林屋辰三郎〔ほか〕編 日本放送出版協会 1975),
参考資料:『古代の日本 7 関東』(角川書店 1970),
参考資料:『古代東国史の基礎的研究』(川尻秋生著 塙書房 2003),
参考資料:『中世後期の寺社と経済 思文閣史学叢書』(鍛代敏雄著 思文閣出版 1999),
参考資料:『文芸の創成と展開』(村井康彦著 思文閣出版 1991),
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