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「小さい木の実」は「美しいパースの娘」の歌劇の中の歌のようだが、恋の歌劇の歌がなぜ父と子の話しの歌になったのか?誰が何をどう訳したのか知りたい。

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『新グローブオペラ事典』にて歌劇「美しいパースの娘」の概要が分かりますが、「小さな木の実」という題の歌はありません。 インターネット上の情報ではありますが、Wikipediaに、「小さな木の実」という歌の誕生の経緯が、参考文献とともに紹介されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E6%9C%A8%E3%81%AE%E5%AE%9F <参考文献> ※いずれも当館所蔵なし 『小さな木の実ノート』 『めぐり逢った歌・人・こころ : 小さな木の実part 1』 『「小さな木の実」とともに : 伝えたい童謡の心』 「"童謡の伝道師"が歌い続ける名曲「小さな木の実」秘話」(『週刊現代』第50巻第33号 2008年9月 pp. 160-161) 上記サイトには、「小さな木の実」という歌は、ジョルジュ・ビゼーによる歌劇「美しいパースの娘」の中のセレナードの旋律を、石川皓也が編曲したものとあります。  ※元となるメロディに「美しいパースの娘」を選んだ経緯⇒『小さな木の実ノート』p.31を参照 歌詞は、海野洋司が以前息子の誕生時に作った「草原の秋」を書き直したものと記載があります。  ※歌詞を「草原の秋」を書き直して作った経緯⇒『「小さな木の実」とともに : 伝えたい童謡の心』 pp.183-184を参照 これによれば、「小さな木の実」のメロディは「美しいパースの娘」が元であるが、歌詞の内容は「美しいパースの娘」とは無関係ということになります。

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