『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「あびこ・もとはる」で、略歴は「1916・2・4~1994・6・5。詩人。草津市生まれ。立命館大学中退。西条八十に師事。戦前は近江新詩人クラブや「麦笛」等、戦後は「朱扇」、近江詩人会に参加。質朴な歌謡調の抒情詩を作った。産経新聞に入社し金沢、奈良支局長を転任後、論説委員となる。1975年季刊「草津の文藝と美術」主宰。詩集に『麦笛』(36年)や『郷愁』(43年12月、東京プリント社出版部)等がある。作詞活動にも熱心であった。69年8月彦根市の滋賀県護国神社に詩碑「父の像に捧ぐ」建立。(外村彰)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.12,
参考資料:
2 近江詩人会40年 宇田良子∥[ほか]編 近江詩人会 1990年 S-9300- 90,
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