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富永貢の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「とみなが・みつぎ」で、略歴は「1903・4・28~1995・7・14。歌人。滋賀県生まれ。京都帝国大学医学部卒業。高知日本赤十字病院外科医長、東京造幣局病院院長を歴任。医学博士。旧制第八高等学校在学中に、八高教授で「水甕」の同人石井直三郎に師事、歌作を始める。1928年4月創刊の第2期「詩歌」に参加、前田夕暮に師事、当時の自由律短歌の影響をうける。38年木下利玄の「いのちにひたむかう」作歌理念を基調とする五島茂主宰の「立春」創刊に参画。44年に第6回木下利玄賞を受賞。戦後は、「アララギ」派の鹿児島寿蔵の主宰「潮夕」に参加。その創刊の47年から終刊の82年まで主要同人として活躍する。(中略)67年に「沼の葦むら」30首で第5回短歌研究賞を受賞。(中略)80年11月24日、蒲生郡蒲生町の極楽寺に建立された米田雄郎の第4歌碑の除幕式に東京から参列し、旧知の滋賀県歌人協会の歌人と再会。82年8月主宰の鹿児島寿蔵の死去にともない。「潮夕」を解散後、東京で北斗短歌会を結成。翌83年1月「北斗」を創刊、主宰する。(中略)歌集は『春の潮』(53年、清新書房)『山の砂』(57年、新星書房)『湖山石』『暮れてゆく原』『吹く風の日に』『潮騒』など多数。(太田登)」とあります。なお、蒲生郡蒲生町は現在東近江市になっています。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.232-233, 参考資料: 2 詩歌人名事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2002年 R-9110-ニ, 参考資料: 3 滋賀県人名鑑 滋賀県人名鑑編集部∥編 サンブライト出版 1982年 S-2800- 82, 参考資料: 4 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11, 参考資料: 5 人物レファレンス事典 文芸篇 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2010年 R-9103-ニ,

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