『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「もともち・えいび」で、略歴は「１９２４・３・７～２００１・９・６。放送作家、脚本家。大津市生まれ。本名栄（さかえ）。１９４７年立命館大学専門部理学科地質鉱物科卒業。滋賀県庁、大津公民館勤務を経て松竹京都撮影所演出部に属し、５１年脚本部に移る。６２年から松竹大船撮影所脚本部所属。７２年からフリー。映画脚本に「渚を駈ける女」（６４年９月、松竹大船）、「としごろ」（７３年４月、松竹大船）。共同脚本では「舞妓はん」（６３年７月、松竹京都）、「海抜０米」（６４年８月、松竹大船）、「若いしぶき」（６５年８月、同）、特撮もの「宇宙大怪獣ギララ」（６７年３月、同）等。おもなテレビ脚本（分担）に、「特別機動捜査隊」（６１年１０月～７７年３月、ＮＥＴ）、「空手三四郎」（６５年９月～６６年２月、日本教育テレビ、現テレビ朝日）や、歴史劇「風」（６７年１０月～６８年９月、ＴＢＳ）、青春ドラマ「おれは男だ！」（７１年２月～７２年２月、日本テレビ）他。日本シナリオ作家協会、日本放送作家協会所属。ＡＢ企画社長も勤めた。９３年に第１７回シナリオ功労賞を受賞。（外村彰）」とあります。なお、ＮＥＴは現在テレビ朝日になっています。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.352-353,
参考資料:
2 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11,
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