『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「なるみや・しすい」で、略歴は「1928・2・7~。俳人。坂田郡近江町(現米原市)飯(い)生まれ。本名直一(なおかず)。県立彦根東高等学校卒業。日本国有鉄道に勤務。1950年から久米幸叢(こうそう)に師事し「ホトトギス」に投句。高浜虚子、年尾、汀子の指導を受ける。77年「藍」に参加、のち題詠選者。85年「ホトトギス」同人、他に「未央」「花鳥」「悠」同人。83年滋賀県文学祭、「毎日新聞」滋賀文藝の俳句選者。県下の多くの句会も担当。花鳥諷詠の写生俳句に徹し、近江の四季を詠んだ句も多い。94年米原の青岸寺に句碑<秋山に三小祠一禅寺あり>が建立された。(外村彰)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.256,
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