Quantcast
Channel: レファレンス協同データベース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 148274

山田哲二郎の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)

$
0
0
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やまだ・てつじろう」で、略歴は「1920・7・25~1992・4・2。小説家、劇作家。大津市生まれ。1935年坂本町立坂本尋常高等(現市立坂本)小学校高等科卒業。39年、南満洲鉄道に入社。41年から陸軍に応召、中国から南方を転戦。48年から農業に従事したが、近代までの農民の抑圧の歴史に興味を抱き、55年「田植えの頃」「破綻者」を脱稿。その後も大津市市会議員・同議長、県の同和対策審議会委員、市の同和教育推進協議会会長等を務め、人権擁護教育に挺身しながら執筆を続ける。78年11月、戦争の残酷さ、非人道性を指弾する戯曲「還って来た遺骨」、同和問題を主題とした小説「慟哭」と戯曲「背負われた如来」を収める『還って来た遺骨』(光書房)を刊行。「慟哭」は同和啓発演劇として県内各地で上演された。韓国旅行を機縁に書かれた長編『不思議な男』(91年12月、大津生活文化研究所)では主人公江田五郎の民族差別への怒り、人間解放への祈りが自伝的要素を込めて描かれている。(外村彰)」とあります。なお、文中の「坂本町立坂本尋常高等(現市立坂本)小学校」は「坂本村立坂本尋常高等(現市立坂本)小学校」の誤植です。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.368, 参考資料: 2 滋賀県人名鑑 滋賀県人名鑑編集部∥編 サンブライト出版 1982年 S-2800- 82,

Viewing all articles
Browse latest Browse all 148274

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>