『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「よしなが・にいちろう」で、略歴は「1929・2・14~1984・8・18。小説家。蒲生郡日野町大字大窪生まれ。草津市南笠町に居住。県立栗太農学校、三重県立農林専門学校卒業。1951年京都府立農林専門学校(現京都府立大学)林科卒業。中学校等に勤務後、60年より県立甲南高等学校、草津高等学校、石山高等学校の理科教諭。現職のまま没。多種多彩な趣味の持ち主だったが、68年ごろより創作に関心をもち滋賀作家クラブに入会。会員の中野隆夫の刺激をうけ滋賀県文学祭に応募、74年から77年まで連続入選、76年には小説部門の芸術祭賞を受賞。没後、遺族がそれら5作を収めた短編集『そよ風の丘』(85年6月、サンブライト出版)を公刊した。(山本洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.389,
参考資料:
2 滋賀県人名鑑 滋賀県人名鑑編集部∥編 サンブライト出版 1982年 S-2800- 82,
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