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宮崎信義の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「みやざき・のぶよし」で、略歴は「1912・2・24~。歌人。本籍は京都市下京区。母の実家の坂田郡息長村箕浦(現米原市)で生まれる。1914年警察官の父が殉職したため、幼児期から中学校卒業まで滋賀で過ごす。31年彦根中学校(旧制)卒業。34年横浜専門学校(現神奈川大学)高等商業科を卒業し、日本国有鉄道に勤める。彦根中学校の教師であった平井乙麿の勧めで31年「詩歌」に入り、前田夕暮に師事し口語自由律短歌を学ぶ。34年石原純の「立像」を経て、逗子八郎の「短歌と方法」に参加。戦時下の弾圧で、夕暮をはじめとして自由律を試みた多くの歌人が文語定型に改めるが、自由律を堅持する。43年8月臨時召集、妻子を置いて補充兵として華中を転戦。46年6月復員。49年2月「新短歌」を創刊。67年神戸駅長を最後に国鉄を退職。歌集に『流域』(55年2月、新短歌社)、『夏雲』(55年11月、新短歌社)、『交差路』(57年9月、新短歌社)、『急行列車』(69年10月、初音書房)、『梅花忌』(76年9月、新短歌社)、『和風土』(77年12月、白玉書房)、『二月の火』(83年2月、短歌研究社)、『太陽はいま』(88年3月、短歌研究社)、『地に長く』(96年4月、短歌新聞社)、『千年』(2002年8月、短歌研究社)がある。1988年8月、既刊の歌集中の3700余首を年代順に収録した『宮崎信義短歌作品集』(短歌研究社)を刊行。94年第31回の短歌研究賞を受賞。93年5月には彦根市金亀公園に<ゆすぶってやれ/木だって/人間だって/青い風が好きだ>(『急行列車』)の歌碑が建立された。(後略)(北川秋雄)」とあります。なお、日本国有鉄道は現在JRになっています。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.343, 参考資料: 2 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11, 参考資料: 3 人物レファレンス事典 文芸篇 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2010年 R-9103-ニ, 参考資料: 4 詩歌人名事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2002年 R-9110-ニ,

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