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山村金三郎の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やまむら・きんざぶろう」で、略歴は「1925・6・3~2003・5・2。歌人。大津市生まれ。1938年国学院大学予科入学。以来、釈迢空(折口信夫)に師事。43年鳥船社入社。48年国学院大学卒業。以後、37年間京都府の高等学校に勤務。釈迢空歿後は57年に短歌結社「地中海」に入会、香川進に師事。近江神宮献詠歌会の選者、「地中海」常任委員、滋賀県歌人協会代表副幹事を経て、87年に滋賀県歌人協会代表幹事となる。「読売新聞」滋賀歌壇の選歌を担当。(中略)また、代々木ゼミナール講師(古文)を勤め、酒小売店経営者でもあった。歌集に『漣』『東大寺炎上』『淡海縣ノ物語』等があり、その詠風は単純かつ精密な表現をめざすといわれている。著書に『近江路の万葉』(80年、角川書店)、近江神宮の社報「滋賀」に連載した「近江諷詠 芭蕉」と、「湖国と文化」に掲載の「近江諷詠」をまとめた『近江路の芭蕉』(90年、東京四季出版)がある。また、短歌雑誌「短歌四季」には四季吟詠として「万葉からみた大津」(82年11月)、「平安時代の文学に見える近江国Ⅱ湖東・湖南」(85年5月)を執筆。滋賀県歌人協会の会報には「近江の歌人」等がある。96年2月4日に、近江神宮御鎮座50年記念事業奉賛として近江神宮境内に山村金三郎の歌碑が建立され、<湖に音なき音を韻かせて比良ゆ流るる夕茜雲>の歌が刻まれている。歌碑は陶板製で御影石に嵌め込まれ、右に香川進歌碑、左に山村金三郎歌碑があり、一対になっている。これらの歌碑を取り囲んで同門の人達の48基の歌碑(角柱)が歌玉垣の形に建つ。(青木京子)」とあります。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.370-371, 参考資料: 2 人物レファレンス事典 文芸篇 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2010年 R-9103-ニ, 参考資料: 3 詩歌人名事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2002年 R-9110-ニ, 参考資料: 4 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11,

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