『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「かげやま・はるき」で、略歴は「1916・1・9~1985・7・22。美術史研究家。滋賀郡坂本村(現大津市坂本本町)生まれる。国学院大学国史学科卒業。文学博士。国立京都博物館学藝部長、帝塚山大学教授などを歴任した。『神道の美術』(1965年9月、塙書房)、『神体山-日本の原始信仰をさぐる』(71年10月、学生社)、『神道美術-その諸相と展開』(73年8月、雄山閣出版)、『神像-神々の心と形』(78年5月、法政大学出版局)など、神道美術を対象とした著作が多い。(中略)さらに比叡山に関する総合的な研究として、延暦寺をめぐる天台宗の盛衰、日吉山王社や門前町坂本にまつわる叡山文化の伝統と発展を跡づけた『比叡山-その宗教と歴史』(村山修一との共著、70年4月、日本放送出版協会)がある。(内田満)」とあります。なお、大津市坂本本町の市街地は現在大津市坂本になっています。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.99,
参考資料:
2 滋賀県人名鑑 滋賀県人名鑑編集部∥編 サンブライト出版 1982年 S-2800- 82,
参考資料:
3 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11,
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