下記の論文のp.22に当該漢詩の簡単な注釈があります。
・「秋瑾詩詞全釈(その三) 」吉川榮一(『文学部論叢』94(文学篇) 熊本大学 2007年3月5日
p.19-36)
http://hdl.handle.net/2298/3273
調査過程は以下のとおりです。
1 国会図書館リサーチ・ナビの調べ方案内「漢詩の口語訳、書き下し文」を参考に次の
参考図書で調べましたが、該当するものは確認できませんでした。
(1)『中国名詞鑑賞辞典』山田勝美/著 角川書店 1978年
(2)『漢詩名句辞典』鎌田正/著 大修館書店 1980年
(3)『全集・合集収載翻訳図書目録45/75 3 芸術・言語・文学』
日外アソシエーツ 1996年
秋瑾の項に『中国古典文学大系 58』(平凡社 1971年)が挙げられていましたが、
該当する漢詩はありませんでした。
(4)『全集・合集収載翻訳図書目録76/92 3 芸術・言語・文学』
日外アソシエーツ 1995年
秋瑾の項に『中国の名詩 9』(平凡社 1982年)が挙げられていましたが、該当する
漢詩はありませんでした。
(5)『作家名から引ける世界文学全集案内』日外アソシエーツ 1992年
秋瑾の項に『中国古典文学大系 58』(平凡社 1971年)が挙げられていましたが、
該当する漢詩はありませんでした。
(6)雑誌『参考書史研究 62号』(国立国会図書館 2005年)
秋瑾の項に『中国の女詩人』(花崎采【エン】/訳詩 東方文芸の会 1985年)が挙げら
れていましたが、該当する漢詩はありませんでした。
2 書架にある次の漢詩の資料を確認しましたが、該当するものは確認できませんでした。
(1)『中国の詩集 カラー版 11』 角川書店 1972年
(2)『漢詩体系 24巻 歴代名詩選』 集英社 1965年
(3)『中国の名詩101』井波律子/編 新書館 2005年
「有懐」は収録
(4)『墨場必携明清古詩選』林田芳園/編 二玄社 1997年
(5)『墨場必携清詩選』 林田芳園/編 二玄社 1997年
(6)『漢詩の事典』 松浦友久/編 大修館書店 1999年
(7)『漢詩の解釈と鑑賞事典』 前野直彬/編 旺文社 1979年
(8)『中国の詩集 カラー版 11 女流名詩集』鈴木亨/訳 角川書店 1972年
(9)『岩波 漢詩紀行辞典』竹内実/編著 岩波書店 2006年
「自題小照」は収録
3 横浜市立図書館蔵書検索で全項目「秋瑾」で検索し次の資料を確認しましたが、
該当するものは確認できませんでした。
(1)『コオロギと革命の中国』竹内実/著 PHP研究所 2008年
(2)『秋瑾火焔の女(ひと)』山崎厚子/著 河出書房新社 2007年
小説。p122に日本に向かう船上で詠んだ詩として該当の漢詩の書き下し文が掲載され
ていますが、解説はありません。
(3)雑誌『専修大学社会科学研究所月報 No.540』専修大学社会科学研究所 2008年
(4)『近代中国七人の猛女たち』 田所竹彦/著 里文出版 2005年
(5)『中国反逆者列伝』荒井利明/著 平凡社 2002年
(6)『近代中国の文化人と書』松村茂樹/著 研文出版 2000年
(7)『秋瑾 嘯風』藤森節子/著 武蔵野書房 2000年
(8)『中国文化史・近代化と伝統』野原四郎/著 研文出版 1981年
(9)『アジア女性交流史 明治・大正期篇』山崎朋子/著 筑摩書房 1995年
(10)『中国の歴史 近・現代篇 第3巻』陳舜臣/著 平凡社 1988年
(11)『秋風秋雨人を愁殺す 秋瑾女士伝』武田泰淳/著 筑摩書房 1976年
4 インターネットで「秋瑾×常徳」で検索してみたところ、個人の詩吟関連のページがヒット
しました。
http://home.u06.itscom.net/mitake/newpage72.html
詩吟の教本に掲載されていたようなので、詩吟の資料も確認してみましたが、該当する
ものは確認できませんでした。
5 「国立国会図書館サーチ」(http://iss.ndl.go.jp/)で検索しました。
(1)原題を推測し、「去常徳」で検索を行いましたが、ヒットしませんでした。
(2)「秋瑾」で検索をした中に、下記の論文がありました。
・「 秋瑾詩詞全釈(その一)」吉川榮一
・「 秋瑾詩詞全釈(その二) 」吉川榮一
・「 秋瑾詩詞全釈(その三) 」吉川榮一
((『文学部論叢(文学篇)』熊本大学)の収録論文)
6 5より、「NII論文情報ナビゲータCiNii」(http://ci.nii.ac.jp/)で当該論文を検索したところ、
熊本大学学術リポジトリで論文本文を公開していました。
本文を確認したところ、次の論文に簡単な注釈があることを確認しました。
・「秋瑾詩詞全釈(その三) 」吉川榮一(『文学部論叢』94(文学篇) 熊本大学
2007年3月5日 p.19-36)http://hdl.handle.net/2298/3273
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