福田美楯については下記の資料に記述があったが、鴻巣との関連についての資料は見つからなかった。
『国書人名辞典 4』 (岩波書店 1998)
p166「福田美楯 ふくだみたて」
「国学者。寛政元年(1789)生、嘉永三年(1850)5月29日(一説、20日)没。62歳
[名号]名、俊久。通称、佐(左)兵衛。号、美楯・実楯・幸舎。屋号、吉野屋(中略)富士谷御杖に学び、その学を継承し、門人に教授した。」とあり。
著作、参考文献あり。
『和歌大辞典』(明治書院 1986)
p942「美楯(みたて)」
〔江戸期国学者〕福田。通称は左兵衛。(中略)師富士谷御杖の学問を門人榎並隆璉(えなみ たかてる)、並河基広らと共に継承(中略)富士谷学の維持に努め(以下略)」等の記述あり。
『国学者伝記集成 続編(復刻版)』(大川茂雄,南茂樹編 上田万年,芳賀矢一校閲 名著刊行会 1967)
p625 姓名索引に〈富土(原文ママ、「士」の誤植か)谷美楯〉および〈福田美楯〉の項あり。
『国学者伝記集成 2(復刻版)』(大川茂雄,南茂樹編 上田万年,芳賀矢一校閲 名著刊行会 1967)
p1268〈福田美楯〉の項あり。
『和歌俳諧人名辞書』(中野荘次編 臨川書店 1986)
p275 「福田実楯」の項目あり。
「美楯 国学者 京都の人 嘉永三年(一八五〇)没 六十二」
短冊集の記載(平380)があり、凡例をみると以下のとおり。
「平安人物志短冊集影」(昭和四十八年刊 小笹喜三編著 思文閣)(国会図、東京都立多摩、横浜市立、静岡県立、京都府立等)
p854-855「富士谷御杖」の項あり。
『日本人名大事典 5』(平凡社 1986)
p317「福田美楯」
『講談社日本人名大辞典』(上田正昭〔ほか〕監修 講談社 2001)
p1601「福田美楯」
『日本人物情報大系 57 学芸編 17』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000)
p288(「名人忌辰録」のp133)に〈福田美楯〉の項あり。
『日本人物情報大系 65 書画編 5』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2001)
p273(「日本書画骨董大辞典」)「美楯」
『日本人物情報大系 43 学芸編 3』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000)
p332(「歌林名鑑」)〈福田美楯〉
『日本人物情報大系 41(学芸編 1)』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000)
p136(「日本名家人名詳伝」)〈福田美楯〉
『慶長以来国学家略伝』(小沢政胤編 東出版 1997)
p519「福田美楯」
『大日本人名辭書 下』(大日本人名辭書刊行會〔著〕 新版 大日本人名辭書刊行會 1926)
p2223「福田美楯」
「京都の国学者。通称は左兵衛、幸舎と号す富士谷御杖の門に入りて修学し其の奥義を究む富士谷氏の子なり講説して徒に授く其の徒頗る敬す嘉永三年五月三十日歿す年六十二(監定便覧)」とあり。
『富士谷成章全集 下 歌文・漢詩・雑編,研究編』(竹岡正夫編 風間書房 1962)
巻末「研究篇索引」に〈福田美楯〉の項目(27件)あり。
うち、以下に若干の説明あり。
『源氏物語と平安文学 第4集』(早稲田大学出版部 1995)
p193-210「資料紹介 福田美楯筆『玉廼小櫛』 中野幸一著」
p428「玉廼小櫛 [書誌]福田美楯の中野幸一蔵本」とのみあり。
『あゆひ抄新注』(富士谷成章〔ほか〕著 風間書房 1969)
p49(解説部分)に福田美楯の名前が出てくるのみ。
インターネットでの調査
《Genii》を〈福田美楯〉で検索する。下記の論文全文がインターネットに公開されている。
(http://genii.ac.jp/genii/jsp/index.jsp 国立情報学研究所 2012/08/31最終確認)
管宗次「福田美楯について」(「武庫川女子大学紀要 人文・社会科学編45」(1998)p112-118)
美楯の経歴について記述あるが、鴻巣との関わりについては記述なし。
(http://libir.mukogawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/10471/308/1/KJ00004532126.pdf 武庫川女子大学 2012/08/31最終確認)
管宗次「福田美楯社中の雅文の会福田美楯社中の雅文の会」(「武庫川女子大学紀要. 人文・社会科学編48」(2001)p98-104)
鴻巣との関わりについては記述なし。
(http://libir.mukogawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/10471/331/1/KJ00004532163.pdf 武庫川女子大学 2012/08/31最終確認)
「富士谷御杖の門人たち」(管宗次著 臨川書店 2001)
埼玉県内図書館未所蔵のため、内容は確認できなかった。
国会図書館、都立中央図書館、栃木県立図書館等所蔵あり。
回答プロセス:その他調査済み資料。該当の記述がなかったもの。
『埼玉短歌事典』(埼玉短歌事典刊行委員会事務局 2007)
『埼玉俳諧人名辞典』(さきたま出版会 2003)」
『鴻巣市史 通史編 2 近世』(鴻巣市 2004)
『本居宣長全集 11』(本居豊頴校訂 吉川弘文館 1927)465-468「近世三十六人撰」(本居宣長)に〈福田美楯〉はなし。
『江戸文人辞典 国学者・漢学者・洋学者』(石山洋〔ほか〕編 東京堂出版 1996)
『慶長以来国学者史伝』(逸見仲三郎著 青山堂書房 1926)
『国学者研究』(伝記学会編 北海出版社 1943)
『国学の他者像』(清水正之著 ぺりかん社 2005)
『言霊と他界』(川村湊著 講談社 1990)
『記号の死 思考のレクチュール 4』(小阪修平編 作品社 1986)
『仮面の解釈学』(坂部恵著 東京大学出版会 1985)p211-239「ことだま-富士谷御杖の言霊論一面」に〈福田美楯〉の記述なし。
『和歌・俳諧史人名事典』(日外アソシエーツ 2003)
『国語学史論叢 笠間叢書』(竹岡正夫編 笠間書院 1982)p231-248「富士谷成章の周辺についての覚書」(尾崎知光)があるが福田美楯の記載なし。
参考資料:『国書人名辞典 4』 (岩波書店 1998),
参考資料:『和歌大辞典』(明治書院 1986),
参考資料:『国学者伝記集成 続編(復刻版)』(大川茂雄,南茂樹編 上田万年,芳賀矢一校閲 名著刊行会 1967),
参考資料:『国学者伝記集成 2(復刻版)』(大川茂雄,南茂樹編 上田万年,芳賀矢一校閲 名著刊行会 1967),
参考資料:『和歌俳諧人名辞書』(中野荘次編 臨川書店 1986),
参考資料:『和歌大辞典』(明治書院 1986),
参考資料:『日本人名大事典 5』(平凡社 1986),
参考資料:『講談社日本人名大辞典』(上田正昭〔ほか〕監修 講談社 2001),
参考資料:『日本人物情報大系 57 学芸編 17』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000),
参考資料:『日本人物情報大系 65 書画編 5』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2001),
参考資料:『日本人物情報大系 43 学芸編 3』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000),
参考資料:『日本人物情報大系 41(学芸編 1)』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000),
参考資料:『慶長以来国学家略伝』(小沢政胤編 東出版 1997),
参考資料:『大日本人名辭書 下』(大日本人名辭書刊行會〔著〕 新版 大日本人名辭書刊行會 1926),
参考資料:『富士谷成章全集 下 歌文・漢詩・雑編,研究編』(竹岡正夫編 風間書房 1962),
参考資料:『源氏物語と平安文学 第4集』(早稲田大学出版部 1995),
参考資料:『あゆひ抄新注』(富士谷成章〔ほか〕著 風間書房 1969),
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