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害虫「カイガラムシ」について どのようなものにつくのか、大きさとその性質、どんな害があるか。(北海道立図書館)

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『カイガラムシ おもしろ生態とかしこい防ぎ方』によると、世界に仲間が約20科7000種以上、日本には12科400種。種によって大きさ、寄生する対象が違う。 『日本国語大辞典』の「カイガラムシ」の記述によると、「カメムシ目カイガラムシ上科(じょうか)に属する昆虫の総称。体長2~9ミリ。カキ、ナシ、リンゴなど植物体に群居し、液汁を吸う。」とのこと。 『カイガラムシ おもしろ生態とかしこい防ぎ方』には、被害を受ける作物として「果物(カンキツ、リンゴ、ブドウ、モモ、ナシ)、チャ、花き・花木(ツツジ、サツキ、ウメ、サクラ、バラなど)、樹木(マツ、サンゴジュ、マサキ、サカキ、ヒサカキ、サルスベリ、ヒイラギ、モクセイ、モミジ)」があげられている。野菜にはあまり被害がなかったが、近年減農薬の影響でハウス栽培のナスにコナカイガラムシ類が発生した例があり。 果物の場合は果実が吸汁され、果面がぼこぼこになり売り物にならない。チャや花木の場合、樹液を吸われて樹勢が弱まり、生長抑制や枝枯れが生じる。また、美観損失も大きい。 暗く狭い隙間を好み、能動的に動かないが苗木などに付着して移動、あるいは幼虫の場合風に乗って移動する。天敵としては寄生蜂や捕食虫昆虫(テントウムシやカゲロウの幼虫)などがいる。 2頁程度の記述があり、できれば写真がある資料がないか、と依頼あり。『日本大百科全書』の「カイガラムシ」の項が1頁の1/2程度、他に写真が1頁分あったので、こちらで対応することとする。 参考資料: 1 日本原色カイガラムシ図鑑 河合省三∥著 全国農村教育協会 1980.12 625.18/NI, 参考資料: 2 カイガラムシ 伊澤/宏毅?著 農山漁村文化協会 2006.8 625.18/KA, 参考資料: 3 日本国語大辞典 第3巻 おもふ-きかき 小学館国語辞典編集部?編集 小学館 2001.3 813.1/NI/3, 参考資料: 4 日本大百科全書 4 おおつ-かき 小学館 1985.6 031/NI/4,

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