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近江にあった浅小井(あさごい)城の所在地などのほか、その歴史を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『日本城郭体系 11』によりますと、所在地は「近江八幡市浅小井町」、創築年代は「鎌倉時代初頭」、創建者は「浅小井四郎長家」、形式は「館」です。城の歴史は「本居館跡は、浅小井四郎長家を祖とし、館主は文治三年(一一八七)、この館にて病死したとされている。その子清長の代より深尾氏を名のり、代々この館に居住し、その間、加賀守・加賀介を名のる館主があり、今日町内には、加賀殿馬場・城の堀などの地名を残している。現在遺構としては、約一〇〇〇㎡の面積をもつ居館跡と伝えられる地が、町の西はずれ、周囲が水田の中に畑地として残されており、西の部分のみ石垣をもって積み上げられ旧状を保っている。また、(中略)明和三年(一七六六)の『江浅住来』によれば、「足利将軍義澄公の御治世にあたり深尾加賀守元秀(長家より十二代目天文八年<一五三九>卒)佐々木高頼公の命を請けて、文亀元年辛酉(一五〇一)に初めてこの城を築く云々」とある。」とあります。 参考資料: 1 日本城郭大系 11 新人物往来社 1980年 S-5200- 80 p.250-251, 参考資料: 2 滋賀県中世城郭分布調査 4 旧蒲生・神崎郡の城 滋賀県教育委員会∥編 滋賀県教育委員会 1986年 5B-5200-4, 参考資料: 3 近江蒲生郡志 巻8 蒲生郡役所∥編集 蒲生郡役所 1922年 S-2140-8,

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