『鷗外の歴史小説 史料と方法』『森鷗外を学ぶ人のために』などに、「高瀬舟」についての解説があり。
回答プロセス:文学論-日本(910)の書架などを探し、森鷗外について論じた本の内容を確認する。
『別冊太陽 森鷗外 近代文学界の傑人』(平凡社)p122-123「歴史小説の輝き」に、わずかではあるが、「高瀬舟」において取り上げられている道徳や価値観についての問いについて指摘があり。
『中学生までに読んでおきたい日本文学 4 お金物語』(あすなろ書房)p261-283には、「高瀬舟」本文と、森鷗外自身による解説「高瀬舟縁起」が収録されている。p290に「高瀬舟」におけるお金についての簡単な言及があり。
『群像 日本の作家2 森鷗外』(小学館)p300「代表作ガイド 高瀬舟」にも、高瀬舟の簡単な解説があり。
『鷗外の歴史小説 史料と方法』(岩波書店)p13-16には、鷗外の歴史小説で一貫して扱われている問題、主人公に共通する性格などについての言及があり。
『森鷗外を学ぶ人のために』(世界思想社)p95-102「歴史小説と史伝小説」にも、鷗外の歴史小説執筆に至る経緯や、「高瀬舟」「寒山拾得」に共通する哲学などについて言及があり。
『講座森鷗外 2 鷗外の作品』(新曜社)p1-34「『舞姫』『雁』『高瀬舟』 ―<夕暮れ>を視点として」およびp363-384「鷗外が多用する表現について ―『山椒大夫』を中心に」にも、「高瀬舟」に関する論考があり。
加えて、大阪府立図書館より下記の資料を借用し、提供した。
『鷗外歴史小説 よこ道うら道おもて道』(文芸社)第1章(p17-152)で「高瀬舟」について詳細に分析している。
『読むことの教育 高瀬舟、少年の日の思い出』(山吹書店)第4章・第5章(p51-103)に「高瀬舟」の読解についてなどの記載があり。
『森鷗外の世界像』(翰林書房)p299-314に「『高瀬舟』論」があり。
『森鷗外・歴史文学研究』(おうふう)p205-214に「『高瀬舟』試論」があり。
『異説・日本近代文学』(大阪大学出版会)p130-144に「森鷗外『高瀬舟』異説」があり。
また大阪市立図書館より、『文学の力×教材の力 中学校編 3年』(教育出版)を借用し内容を確認すると、p134-165に「森鷗外『高瀬舟』を〈読むこと〉」p166-168に「所感交感 教室という場で『高瀬舟』を読むこと」があり。こちらも見ていただいた。
さらにCinii Articles http://ci.nii.ac.jp/で論文を探し、機関リポジトリ等から本文を閲覧することが可能な下記の論文をご紹介した。
「教室という場の『高瀬舟』 : 「オオトリテエ」の受け取り方を中心に」篠原 武志, 同志社国文学 75, 86-100, 2011-12
「『高瀬舟』の現代的解釈(1)文学・法学・看護の視点から安楽死の検討」齋藤 美喜 , 齋藤 勝, 共立女子短期大学看護学科紀要 (6), 97-106, 2011
「『高瀬舟』の真相--小説史上,最も読者を欺いた殺人犯」柳澤 浩哉, 広島大学日本語教育研究 (20), 9-17, 2010
「『高瀬舟』試解 : 相対的、あるいは相対化」西原 千博, 札幌国語研究 17, 37-50, 2012
「三つの文学教材の学習方法を接続した授業 : 『故郷』『高瀬舟』『羅生門』」二田 貴広, 全国大学国語教育学会発表要旨集 115, 113-116, 2008-11-22
「鴎外晩年の境地「知足」についての一考察--「蛇」「高瀬舟」「委蛇録」を中心として」天野 愛子, 九大日文 (11), 36-41, 2008-03-31
「森鴎外の『高瀬舟』」KASHIMA Takumi , LORENZ Loretta, 長崎外大論叢 11, 201-209, 2007
「『高瀬舟』論 : 近代国家の根底的な彼岸へ・非人の生存体像を介して」青木 正次, 藤女子大学紀要. 第I部 43, 1-115, 2006-02-10
「高瀬舟--語り手のスタンス」滝藤 満義, 千葉大学人文研究 (35), 47-64, 2006
「『高瀬舟』の語り」松本 修, 日本語と日本文学 (40), 1-12, 2005-02
「疑問の行方 -森鷗外『高瀬舟』論-」小田島 本有, 釧路工業高等専門学校紀要 38, 103-108, 2004-12
「『高瀬舟』の主題と鷗外の精神状況 」松隈 義勇, 立正女子大学短期大学部研究紀要 15, 44-54, 1971-12
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