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「荒城の月」の瀧廉太郎の原曲と山田耕筰版の異同について調べたい(国立音楽大学附属図書館)

原曲と山田耕筰版の異同について、まず以下の資料を見るよう紹介 ①『山田耕筰 作品全集 9 独唱曲 5』 後藤暢子編集・校訂 春秋社 1993 の校訂報告(p38)に   異同についての記載がある。(資料1参照) *同書の校訂報告中の異同に関する部分を一部抜粋すると以下の通りである。  「瀧廉太郎作曲(歌唱旋律のみ)。土井晩翠の4行4連の詩を全4節の有節形式に作曲している。原曲  はロ短調、4/4拍子、8小節。…山田は、これを原曲より4度上のニ短調に移調し、拍子は原曲どおり  4/4拍子だ が、原曲の8分音符を4部音符に置きかえ、4小節をふくむピアノ伴奏を付し、全体を24小  節とした。…」  「編曲時の草稿は現存せず、春秋社版旧全集第1巻に1917年とあるのが編曲年代に関する唯一の  記録である。…」  「…1918年の初版では、第1節1行目の歌詞「花の宴」の歌唱旋律は瀧の原曲どおり半音進行をふく  むものであった…再販時にこの♯は削除された。…」 また、この他にも、当館は原曲を収載する『中學唱歌』(東京音楽学校著 〔東京〕 : 東京音楽学校, 1901  発売: 共益商社楽器店)や春秋社版旧〔山田耕作〕全集第1巻他の重要資料を所蔵しており、『山田耕筰  作品全集 9 独唱曲 5』(楽譜、校訂報告全文)と合わせ、「荒城の月」の瀧廉太郎の原曲と山田耕筰  版の異同調査に際しては、原資料の確認、諸版の比較検討をお勧めした。 ②「荒城の月」『中学音楽 : 音楽のおくりもの : 教師用指導書. 2・3下 / 教育出版株式会社編集局編』   (資料12参照)〔著作権等の関係により、セット全体が館内資料、館外貸出不可となっております。〕    ◎(歌のアルバム【教材解説】)p.22-23 に原曲由来の楽譜、p.67 山田耕筰補作編曲の楽譜が収載されている。   山田耕筰補作編曲楽譜は、歌唱部のみ16小節、調性を原曲に合わせているので、歌唱部のみの比較は可能と   言える。p.67歌詞部の3番は「かずら」「歌う」で「うと」とルビがふられている。   〔p.23に「晩翠放談」から という囲み記事が載るが、「第一に思い出したのは会津若松の鶴ヶ城…    …故郷の仙台の青葉城…滝君は竹田町郊外の岡の城跡…」又、「垣に残るはただかずら、松に歌う」    〔うと と言うルビ〕は重要である。〕   又、同書の以下にも解説が掲載されている。 ・「荒城の月」(歌のアルバム【教材解説】)p.220   (歌唱共通教材研究)p.228-231  ・「中学音楽 2・3下 音楽のおくりもの:教師用指導書 伴奏編」p.30-31 には、原曲に由来する楽譜〔(ピアノ編曲 新実徳英)の記述p.31楽譜下にあり〕及び歌詞が掲載されており、   3番の歌詞については、楽曲の歌詞及び詞章とも「かずら」の表記、楽曲歌詞「歌う」、詞章は「うとう」と   表記されている。  ◆①全集校訂報告及び原曲、その他重要な資料に加え、②のような解説類も調査対象とし、比較検討する  必要があると思われる。〔①全集校訂報告「…1918年の初版では、第1節1行目の歌詞「花の宴」の歌唱  旋律は瀧の原曲どおり半音進行をふくむもので あった  … 再販時にこの♯は削除された。…」と  ②「…1917(大 正 6)年、山田耕筰によって編曲され、…原曲との違いは、…編曲譜3小節4拍めの音…」  は厳密に読めば、矛盾しているように思われる。なんとなれば、全集校訂報告は、同符の変更を断定して  いないからである。又、編曲年代についても 「編曲時の草稿は現存せず、春秋社版旧全集第1巻に1917  年とあるのが編曲年 代に関する唯一の記録で ある。…」として、事実だけを述べ特定していない点にも  注目すべきと思われる。〕 追調査1:録音資料、文献等(2014.9.19現在)  ③『瀧廉太郎 : 夭折の響き / 海老澤敏著』(資料2参照) *本事例、検索・調査の必読書。特に、「終章『荒城の月』その後-変貌受容史」他。  ④CD『荒城の月のすべて 』(資料3参照)には、荒城の月の様々な演奏が収められているが、中でも   原曲版を使用した竹田少年少女合唱団の演奏は、唱歌として歌われた原曲の有り様を最も良く偲ばせて   くれ、山田耕筰版との違いについても、参考になる演奏と思われる。解説も大変充実しており、その後   の検索・調査の手がかりの資料としても期待でき、特に、原曲やセノオ楽譜・大正13年刊の山田耕筰版   の写真を続けて見られるのは貴重である。〔ウィキペディア荒城の月 「1924年(大正13年)発行の   同社の版ではシャープがない」(2014.10.13現在)参照〕〔竹田少年少女合唱隊の演奏は、本件にお   いて楽譜の比較だけではなく、重要な音資料として参考にすべきと考えます。CDが聴けない場合は、   GOOGLEで、「竹田駅」「荒城の月」等を検索語にすると、いくつか聴くことができます。ただし、   列車音等がかぶってくるので、クリアな音源に行き着く検索語を探しているところです。2014.10.20現在〕   *原曲版と称する演奏は、武田少年合唱隊以外にもCDやネットで聴くこともできるが、現在、瀧廉太郎の伴奏譜    が残っていない以上、版比較の参考として聴く場合は、少なくとも無伴奏の斉唱[もしくは、独唱]で、言葉の    発音も原譜に忠実の方がより良いように思われる。  ⑤CD『芸術歌曲の誕生』(原典による近代唱歌集成 : 誕生・変遷・伝播 ; CD 22 )(資料4参照)中   の、荒城の月は独唱で原曲版が歌われている。     追調査2:その他、瀧廉太郎関係文献(2014.9.22現在)  ⑥『瀧廉太郎の生涯と作品』 遠藤宏著 東京 : 音楽之友社, 1950   ⑦『滝廉太郎』 属啓成著   東京 : 音楽之友社, 1961   ⑧『楽聖滝廉太郎の新資料』 小長久子著    大分 : あやめ書店, 1963   ⑨『滝廉太郎』 小長久子著    東京 : 吉川弘文館, 1968    ⑩『滝廉太郎 : 資料集』 大分県教育庁文化課編   シリーズ 大分県先哲叢書   〔大分〕 : 大分県教育委員会, 1994   ⑪『モーツァルトのザルツブルク : 新私のモーツァルト・クロニクル』 海老沢敏著    東京 : 音楽之友社, 1996    *⑧~⑩は瀧廉太郎関係、調査・研究の基本資料。 *楽譜資料等  ⑫『瀧廉太郎全曲集 : 作品と解説 / 小長久子編』(参考資料5参照)  ⑬◎『日本の唱歌 : 決定版 : 楽曲解説・歌詞発音新案ローマ字表記付き / 藍川由美校訂・編 』(参考資料6参照)   *⑫⑬も瀧廉太郎、「荒城の月」関係、調査・研究の基本資料。特に、⑬の楽譜及び解説は最重要です。    参考資料6[注記]中の「荒城月」という表記、読み方についての情報も解説中(p.93)にあります。  又、⑬の楽譜の中には、本居長世の編曲版もありますが、いかに山田耕筰版が原曲と違うかという点    から、本居長世編曲版も見ておく必要があります。    ⑬の解説中には、「かつら」「かずら」表記、発音問題(「…3番の歌詞「垣に残るはただかづら(葛)」は、    『中学唱歌』で「かつら」と印刷されていた。当時は、いっさい濁点のない伊澤修二の『小学唱歌集』序文    を見てもわかるように、濁点を省略することがあった。したがって濁点の有無に関係なく、実際には「かづら」    と歌われていた可能性もある。しかし、戦後の教科書や市販楽譜が「かつら」のまま出版しているのは明らかな    間違いだ。現代かなづかいを用いる場合、「葛」の正しい表記は「かずら」となる。」)や、版の比較に関わる    指摘はを含む⑬の解説全体は、本事例にとって大変重要ですので、調査の際には、しっかりと解説全体を読む    必要があります。   *シャープをとった山田耕筰版の中でも、この楽譜集中の「荒城の月」は重要です。諸版を比較するとテンポ    指示等違うものがあり、何が典拠か推測できない版もあります。ですので、日本歌曲として学習する場合は、    この版又は①『山田耕筰 作品全集』(資料①参照)を必ず見ておくことをお勧めします。    何故なら、テンポ設定は、その曲の印象を大きく変えるばかりでなく、ブレス位置まで変えてしまう可能性    があるからです。(ちなみに、昭和・平成までのこの版での歌唱例の一つとしては、『日本歌曲全集』中の    「荒城の月」を挙げます。[資料⑪参照、ただし、資料⑪は、楽譜とのセットですが、歌詞は3番まで、    3番の歌詞の表記は、「かつら」「うたう」となっています。又、CDは3番をカットし、4番の歌詞で    歌っているため、「かつら」「うたう」の演奏からの確認は、不明です。)   *この楽譜の校訂者/編者によるCDも参考資料として重要です。山田耕筰版による演奏ですが、歌詞の    発音や表情、速度等細心の注意をもって、4番まで演奏している例は意外に珍しいと言え、本事例の    趣旨からはふさわしい参考例の一つと言えます。ただし、山田耕筰版に基づくCDは数多くあり、    山田耕筰版を基にしつつも若干違っていたり、更に、編曲したりしたCDにも名演奏があるということ    とは別で、あくまでも、版比較するには、山田耕筰版の意図に忠実である必要があるという意味からの、    参考例としての推奨盤にとどまります。(なお、当館では基本的に名演奏を推奨することは本務として    おりません。)(資料13参照)    追調査3: A.CiNii Articles B.CiNii Books(「荒城の月」を検索語とする検索 2014.9.25現在)     A調査の検索結果は、23件であった。      中でも、松本正「名曲「荒城の月」に関する研究」大分大学教育福祉科学部研究紀要 23(1),      115-126, 2001-04は、本件調査にとって最重要であり、表1原曲と編曲の相違等により的確に、      原曲と編曲の相違を確認でき、更に、詳細内容を読み込むごとができます。他の文献についても      直接的に差異を指摘していないものであっても、確認すべきと思われます。     B調査の検索結果は、229件であった。  ざっと見たところ、ノイズが相当数あると推測される。本件にあっては、参考資料2等に書かれた      書誌記述を参考にツルたぐり調査をした方が効率的と思われます。 追調査4:A.当館OPAC B.当館ホームページ「童謡・唱歌索引」(「荒城の月」を検索語とする検索       2014.9.25現在)     A調査の結果は、総件数 334件、和書検索件数、 8件であった。(タイトル・フレーズ検索による)      なお、瀧廉太郎を検索語とする人名・団体名検索の結果は、14件であった。この検索結果中の資料      の中には本件調査に必要な情報を収載する文献があるものと思われます。     B調査の結果は、1件であったが、そのデータの中に収録[当館]請求記号が28件記載されています。      なお、インチピット:ミミラシドシラファファミ#レ           インチピット番号:3 3 6 7 1 7 6 4 です。      しかしながら、本件の基礎調査とする場合は、やはり唱歌教材現物にあたり、      #の有無等を確認した方が良いと思われます。     http://www.lib.kunitachi.ac.jp/collection/shoka/shoka.htm ◆当館所蔵、検索・調査重要資料(上述資料と重なるものも含みます。)  ・『山田耕筰 作品全集 9 独唱曲 5』(①、資料①参照)  ・『中學唱歌 / 東京音楽学校著』 東京音楽学校, 1901 〔明治三十五年四月刊行(四刷)〕    [目次・歌詞頁には、「荒城月」と記され、曲譜頁には「荒城の月」と記され、     作品名表記移行過程の証左の一つともなるものと思われる。]  ●『荒城の月 : 獨唱 / 瀧廉太郎原 作 ; 山田耕作改編』   セノオ音樂出版社, 大正9 [1920]〔セノオ樂譜九十二番〕(資料⑨参照)   [ウィキペディア荒城の月(2014.10.13現在)「1920年(大正9年)1月25日発行の同社の    版でもシャープがついている」と指摘されている当館所蔵のセノオ楽譜。〕    *なお、このセノオ樂譜は、現在、保存作業〔準備中〕のため当面貸出できません。    ・『山田耕筰作品資料目録 / 遠山音楽財団付属図書館編 』他(資料⑩参照)    [特に、図書館員にとって最重要資料と言って良いほどの検索・調査根本資料、     この資料によって、山田耕作の手稿譜、印刷譜他重要資料のほぼ全貌を     書誌的に確認できる。]  ・『瀧廉太郎 : 夭折の響き / 海老澤敏著』(③、資料2参照)  ・『日本の唱歌 : 決定版 : 楽曲解説・歌詞発音新案ローマ字表記付き / 藍川由美校訂・編 』(⑬、参考資料6参照) ◆本調査を担当した図書館としての資料状況報告、所感等を以下に記します。  ・本件を調べるにあたって、瀧廉太郎の原曲と山田耕筰の楽譜は数限りなくあった。(唱歌教材までは見切   れていません。)  ・ただし、本レファレンス事例本文の中に、諸版比較についての重要資料は挙げたつもりです。  ・本件のタイトルを山田耕筰版とし、編曲版としなかったのは、編曲という表記について、本質的かつ重要   な異論が『瀧廉太郎 : 夭折の響き / 海老澤敏著』(③、資料2参照)により、提示されているからです。  ●当館レファレンスは音楽学生への利用援助を主な業務としています。よって、演奏家や教師、街のリーダー   を志す学生は もちろん、愛好家として音楽を愛し続ける学生にとっても、「荒城の月」をはじめとして、   唱歌、日本歌曲の調査・研究は今後必須と今回の調査を通して痛感しました。   偶然巡り合った楽譜がどのような系譜をもった楽譜なのか?どんな目的によったものなのか?を吟味する   ことなく、演奏し、教え、真に愛好することは今後は難しくなるのでは?と思われました。  ・楽譜としては、『日本の唱歌 : 決定版 : 楽曲解説・歌詞発音新案ローマ字表記付き / 藍川由美校訂・編 』   (⑬、参考資料6参照)   は必見と思われますが、しっかり校訂、編集されたと思われる楽譜で違う見解の楽譜もあります。   それは原曲よりも、やはり山田耕筰の版に多く見られる傾向です。特に、「かつら」「かづら」「かずら」 についての指摘は説得力のある卓見と思われます。  ・ただし、原典を学術的に考究をした上で、瀧廉太郎の原曲を「かつら」と歌うCDの例もあります。(⑤資料4参照)   このCDは、楽譜と一体のセットの中の一つで、特に、『原典による 近代唱歌集成 原典印影Ⅳ』のp.120 「荒城の月」の楽譜及び歌詞は重要です。ちなみに、『中學唱歌』初版、初刷は、楽譜のタイトルは「荒城月」 です。(⑩p.43参照)      楽譜諸版や解説は千差万別、様々にあります。中には、事実を調査、吟味することなく、習慣的に、あるいは、 そのとき新たに、楽曲のテンポ表示を代えたり、解説に感想的な一言が入っている例もあります。演奏の アドヴァイスとして、感想が入るのは必ずしも否定しませんが、せめて、事実と編者個人の感想とはか書き分け ていただきたいと思います。   ただし、そうした楽譜、解説もあるのが現状ですので、例え、どんな良い楽譜であっても一つだけしか見てい   ないというのは、今後は極めて残念なことと考えています。   今後の唱歌、日本歌曲の検索・調査は、今後ますます重要視される必要があります。ドイツ歌曲等の検索・調査   がそれなりにしっかりできるの比べ、日本の作品についての検索・調査環境はかなり劣っていると今回の調査   で痛感しました。 山田耕筰の版による様々な楽譜や解説、それらを使用しての演奏がなされることは歓迎すべきですが、今後に   ついて言えば、原本となる可能性のある山田耕筰版も色々あるので事実確認がきちっとできるように、「〇   〇社、1917年の版に基づく」等の注記はお願いしたいところです。   しかしながら、現在の資料状況では、書誌来歴を注記する例も少なく、あっても目録情報には反映され難く、   OPACでも識別できないので、レファレンスや利用援助が必要な状況はしばらくは続くと思われます。   ただし、大学図書館には学生の情報リテラシーの向上も図らなければならない責務もあるので、あまりに   オーバー・ティーチングで、楽譜について無頓着な学生、卒業生が出ないよう、図書館としても援助の仕方に   はよくよく配慮し、更に、もう一方で来館しない学生にも来館するようにはたらきかける努力を不断に行うべ   きと考えます。    ◎ なお、山田耕筰の没年(1965年)から考えて、まだ著作権保護期間中ですので、著作権については、充分注意   されるようお願いします。(2014現在) 参考資料:1 『山田耕筰 作品全集 9 独唱曲 5』 後藤暢子編集・校訂 春秋社 1993 の校訂報告(p38), 参考資料:2 タイトルと著作者 瀧廉太郎 : 夭折の響き / 海老澤敏著 シリーズ 岩波新書 出版社・発行年 東京 : 岩波書店, 2004, 参考資料:3 タイトルと著作者 荒城の月のすべて 演奏者 さまざまな演奏者. 出版社・発行年 Tokyo : King, 2003 形態 録音ディスク1枚 : ディジタル : , 1.4 rpm. : , ステレオ ; 12 cm. + パンフレット 注記 瀧廉太郎による原曲とそれにもとづく編曲, 山田耕筰編曲の # のつかない版とそれにもとづく編曲, および山田耕筰作曲の「哀詩 : 荒城の月を主題とする変奏曲」からの抜粋を収録 演奏手段: 器楽独奏, 合奏, 合唱または独唱 歌唱: 日本語, ドイツ語, 教会スラブ語 (歌詞付) 容器のタイトル: 荒城の月 作詩: 土井晩翠 録音: 1925-2003年 "瀧廉太郎の没100年記念企画"--帯 一部モノラル録音 全20曲, 参考資料:4 タイトルと著作者 芸術歌曲の誕生 演奏者 さまざまな演奏者. 出版社・発行年 Tokyo : Victor, 2000 形態 録音ディスク1枚 : ディジタル : , 1.4 rpm. : , ステレオ ; 12 cm. 注記 演奏手段: 主にピアノまたはピアノとリード・オルガンまたは筝伴奏による合唱, 独唱, 斉唱; 第9曲は無伴奏混声合唱 歌唱: 日本語 "国民唱歌―学生歌・はやり歌・軍歌"作曲: 滝廉太郎 (第3-14曲) ほか 録音: 1999-2000年 セット: 原典による近代唱歌集成 : 誕生・変遷・伝播 ; CD 22 内容 薩摩潟 -- 従軍行 -- 散歩 -- 日本男児 -- 春の海 -- 四季の滝 -- 花 -- 納涼 -- 月 -- 雪 -- 荒城の月 -- 箱根八里 -- 豊太閤 -- 荒磯 -- 露営の夢 -- 常闇 -- 晩秋 -- 東天紅 -- 四つ葉のクローバー -- 海女 -- 和歌の浦景 -- 春の野川 -- 雨 -- 二人の恋 -- 春の行衛, 参考資料:5 タイトルと著作者 瀧廉太郎全曲集 : 作品と解説 / 小長久子編 出版社・発行年 東京 : 音楽之友社, 昭和44 [1969] 形態 スコア1冊 (95 p.) : 複製 ; 26 cm. 注記 独唱, 合唱, 唱歌, ピアノ曲を含む 歌詞: 日本語 付: テキスト 付: 年譜一覧, 略歴, 鈴木毅一略歴, 東くめ略歴, 参考資料:6 タイトルと著作者 日本の唱歌 : 決定版 : 楽曲解説・歌詞発音新案ローマ字表記付き / 藍川由美校訂・編 版 改訂版 出版社・発行年 東京 : 音楽之友社, 2006 形態 スコア1冊 (116 p.) ; 27 cm. 注記 歌詞: 日本語 付: 「日本の唱歌」改訂版を編むにあたって (p. 2-8). テキスト 内容 -- 荒城月 : 無伴奏 / 土井晩翠作詞 ; 瀧廉太郎作曲 -- 荒城の月 : ピアノ伴奏譜 / 土井晩翠作詞 ; 瀧廉太郎作曲 ; 山田耕筰編曲 -- 荒城の月 / 土井晩翠作詞 ; 瀧廉太郎作曲 ; 本居長世編曲  --解説他, 参考資料:7 タイトルと著作者 音楽教科書掲載作品10000 : 歌い継がれる名曲案内 / 日外アソシエーツ株式会社編 出版社・発行年 東京 : 日外アソシエーツ, 2011 形態 1052 p. ; 21 cm. 注記 発売: 紀伊國屋書店 (東京) 索引あり, 参考資料:8 第3巻「荒城の月」楽譜p.10-11 解説p.165-164 タイトルと著作者 日本歌曲選集 : 解説付 / 大賀寛監修 ; 昭和音楽大学研究所編著 出版社・発行年 東京 : 全音楽譜出版社, 2005 形態 スコア1冊 (3 v.) ; 28 cm. 注記 ピアノ伴奏付 歌詞: 日本語 付. 概論, 演奏の手引き, 作曲者プロフィール 付: テキスト, 作詩者プロフィール 曲名五十音順索引, 曲名総索引, 参考資料:9 タイトルと著作者 荒城の月 : 獨唱 / 瀧廉太郎原作 ; 山田耕筰改編 出版社・発行年 東京 : セノオ音樂出版社, 大正9 [1920] 形態 スコア1冊 (2 p.) ; 31 cm. 注記 演奏手段: 独唱とピアノ 歌詞: 日本語 タイトルは見出しによる 付: テキスト 付: 解説, 参考資料:10 タイトルと著作者 山田耕筰作品資料目録 / 遠山音楽財団付属図書館編 出版社・発行年 東京 : 遠山音楽財団付属図書館, 1984 形態 24,680 p. ; 26 cm. 注記 山田耕筰の肖像あり 内容 付: 略年譜, 参考資料:11 タイトルと著作者 日本歌曲全集 演奏者 さまざまな独唱者, 伴奏者 (CD). 出版社・発行年 東京 : ビクター音楽産業, 1991 形態 録音ディスク32枚 (1455分) : ディジタル, 1.4 cm/s., ステレオ ; 12 cm.スコア32冊 ; 26 cm. 注記 演奏手段: 独唱 (主にピアノ伴奏) 歌唱: 主に日本語 (CD) 歌詞: 主に日本語 (一部ローマ字表記付) (楽譜) 監修: 畑中良輔 付属資料: 日本歌曲について / 畑中良輔著. 図書1冊 (156 p. : 肖像 ; 26 cm.) 特典盤: 録音ディスク1枚 : ディジタル ; 12 cm. 付属資料に, 収録曲目一覧, 作曲家とその作品, 演奏者プロフィール, 曲名索引を収録, 参考資料:12 タイトルと著作者 中学音楽 : 音楽のおくりもの : 教師用指導書. 2・3下 / 教育出版株式会社編集局編 出版社・発行年 東京 : 教育出版, 〔2012〕 形態 2冊 ; 26 cm. 注記 付属資料: CD11枚,CD-ROM1枚 (12cm), DVD1枚 (12cm), 解説編 (248p) ,伴奏編 (128p) 観賞CD解説 (55p) 解説編のISBN:9784316112657 伴奏編のISBN:9784316112688 範唱・伴奏CDのISBN:9784316112718 合唱パート別練習用CDのISBN:9784316112749 鑑賞CDのISBN:9784316112770, 参考資料:13 タイトルと著作者 故郷 (ふるさと) : 文部省唱歌集 / 藍川由美 演奏者 藍川由美, ソプラノ ; 花岡千春 (第1-2, 8-9, 17-19, 23-26曲), 高須亜紀子 (第3-7, 10-16, 20-22曲), ピアノ. 出版社・発行年 Tokyo : Camerata, p1996 形態 録音ディスク1枚 + (52分) : ディジタル : , 1.4 rpm. : , ステレオ ; 12 cm. + パンフレット 注記 "原則として初出のピアノ伴奏譜を用い, 現行の教科書ではカットされている歌詞も全篇収録することにした"--解説 歌唱: 日本語 (歌詞付) 内容 夏は来ぬ / 佐々木信綱作詞 ; 小山作之助作曲(01:57:) -- 港 / 旗野十一郎作詞 ; 吉田信太作曲(01:07:) -- 花 / 武島羽衣作詞 ; 瀧廉太郎作曲(02:22:) -- 荒城の月 / 土井晩翠作詞 ; 瀧廉太郎作曲 ; 山田耕筰編曲(05:52:) -- 箱根八里 / 鳥居忱作詞 ; 瀧廉太郎作曲 ; 山田耕筰編曲(03:10:) -- 青葉の笛 / 大和田建樹作詞 ; 田村虎蔵作曲(01:59:) -- ふじの山 / 巌谷小波作詞 ; 作曲者未詳(01:34:) -- 春が来た / 高野辰之作詞 ; 岡野貞一作曲(00:54:) -- われは海の子 / 宮原晃一郎作詞 ; 作曲者未詳(03:34:) -- 虫のこえ / 作者不詳(01:15:) -- かたつむり / 作者不詳(00:41:) -- 案山子 / 作者不詳(01:12:) -- 紅葉 / 高野辰之作詞 ; 岡野貞一作曲(01:28:) -- 雪 / 作者不詳(00:51:) -- 冬の夜 / 作者不詳(02:02:) -- 茶摘 / 作者不詳(01:31:) -- 汽車 / 作詞者未詳 ; 大和田愛羅作曲(01:20:) -- 村祭 / 作者不詳(01:26:) -- 春の小川 / 高野辰之作詞 ; 岡野貞一作曲(01:58:) -- 村の鍛冶屋 / 作者不詳(01:45:) -- 冬景色 / 作者不詳(01:59:) -- 鯉のぼり / 作者不詳(02:06:) -- 海 / 作者不詳(01:50:) -- 早春賦 / 吉丸一昌作詞 ; 中田章作曲(02:45:) -- 朧月夜 / 高野辰之作詞 ; 岡野貞一作曲(01:43:) -- 故郷 / 高野辰之作詞 ; 岡野貞一作曲(02:02:),

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