弘法大師が唐より帰朝の際、日本で密教の道場にふさわしい所があれば飛んでいけと三鈷を投げたところ、高野山の御影堂(みえどう)の前の松にかかっていたと伝えられる。地面に落ちた三葉の松葉を参詣した人々が拾ってお守りにする。
参考資料:『巡礼高野山』新潮社1990刊 『日本の美術47 高野山』小学館1976刊,
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