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明治25年、正岡子規が日本新聞社の記者だったときに、千島艦事故のことを俳句時評「海の藻屑」として歌に詠んだという、その歌がみたい。(島根県立図書館)

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この「海の藻屑」は、当館所蔵の子規の全集【資料1・2・3】のなかの「俳句時事評」に収録されている。 資料1:p17に「海の藻屑」があり、「ものゝふの河豚に喰はるゝ哀しさよ」〔日本 明治25・12・2〕という俳句がある。 資料2:p15に「海の藻屑」がある。 資料3:p9~10「海の藻屑」がある。 回答プロセス:(1) インターネットで、「正岡子規」「海の藻屑」などのキーワードで検索。→有名なエピソードらしく、関連記事がヒットする。 (2) 自館OPAC、〔NDLサーチ〕で、「海の藻屑」「俳句時評」を検索するが、それらしい該当なし。 (3) 『子規全集 第22巻』( 講談社,1975)の巻末に「子規著作題目索引」があり、「海の藻屑」は【資料1】の「俳句時事評」(「俳句時評」ではない)に収録されていることが判明。 (4) 【資料1】では、随筆に分類されていたことから、【資料2・3】にもあたる。 <参考として> 〔Wikipedia:千島鑑事件〕http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%B3%B6%E8%89%A6%E4%BA%8B%E4%BB%B6(最終確認2013/3/5)より、 千島艦事件とは、1892年11月30日に日本海軍の水雷砲艦千島がイギリス商船と衝突、沈没した事件。 日本政府が訴訟当事者として外国の法廷に出廷した最初の事件。 参考資料:【資料1】 正岡 子規/著. 子規全集 第12巻. 講談社, 1975. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000215906-00, (p17「海の藻屑」 当館請求記号 書庫918.6/マ/12) 参考資料:【資料2】 正岡 子規/著. 子規全集 第9巻. 改造社, 1929. http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000028390-00, (p15「海の藻屑」 当館請求記号 書庫918.6/マ/9) 参考資料:【資料3】 正岡 子規/著. 子規全集 第14巻. アルス, 1926.http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000542765-00, (p9~10「海の藻屑」 当館請求記号 書庫918.6/39/14)

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