「朝鮮総督府」、「教育」をキーワードに調査しました。内容紹介は出版者提供の情報です。
【図書】
『朝鮮植民地教育政策史の再検討(九州大学韓国研究センター叢書 1)』
(稲葉継雄/著 九州大学出版会 2010.10)【372.2/145N】貸出可
内容紹介:
1910年の日韓併合から1945年の日本の敗戦に至る期間の朝鮮教育政策の展開を、歴代の朝鮮総督や、政務総監・学務局長をはじめとする官僚、さらには有力政治家の言動の分析により解明する。
『韓国「併合」前後の教育政策と日本』(本間千景/著 思文閣出版 2010.3)【372.2/143N】貸出可
内容紹介:
韓国「併合」前後の朝鮮半島において、日本が韓国を植民地化していく過程で、どのように教育政策に関与し、朝鮮民衆がどのように対抗したのか、そして日本の植民地教育政策がどのような変容を迫られたのかを明らかにする。
『日本植民地教育の展開と朝鮮民衆の対応』(佐野通夫/著 社会評論社 2006.2)【372.2/102N】貸出可
内容紹介:
朝鮮総督府の植民地教育の展開とそれに対応する朝鮮民衆の対応の意味を、「忌避」と「受容」という観点から解明することを通じて、朝鮮における植民地教育の全体像を明らかにする。
『植民地期朝鮮の歴史教育:「朝鮮事歴」の教授をめぐって』(國分麻里/著 新幹社 2010.12)【375.3/589N】貸出可
内容紹介:
植民地期朝鮮では、日本の一地方史として朝鮮史が教えられ、その教材が「朝鮮事歴」と呼ばれた。1920年代初頭から1941年までを対象に、朝鮮事歴を郷土史教授との相互関係の中で検討し、その歴史的意味を明らかにする。
『朝鮮総督府の「国語」政策資料』(熊谷明泰/編著 関西大学出版部 2004.3)【810.9/21N】貸出可
内容紹介:朝鮮総督府がおこなった「国語」政策に直接関連する資料を集めて紹介。特に植民地下朝鮮における徴兵制度実施計画が発表された1942年を中心とした時期の資料を主としている。
『植民地朝鮮の日本語教育:日本語による「同化」教育の成立過程』(久保田優子/著 九州大学出版会 2005.12)【372.2/100N】貸出可
内容紹介:
日韓相互の歴史認識の深化を目指し、日本語が朝鮮人「同化」の手段と位置づけられた原点に立ち返り、日本語による「同化」教育の論理とその成立過程を解明する。
『日本は朝鮮で何を教えたか』(旗田巍/編・監修 あゆみ出版 1987.6)【372.2/14】貸出可
内容細目:
旧植民地・占領地用教科書の調査・研究について
教科書研究の課題と方法
朝鮮人児童に対する朝鮮総督府の歴史教育
植民地朝鮮の教育と教科書・朝鮮における日本植民地教育の歴史
第二次朝鮮教育令下の朝鮮語教科書の日本語訳
『植民地朝鮮の学校教員:初等教員集団と植民地支配』(山下達也/著 九州大学出版会 2011.12 )【372.2/152N】貸出可
内容紹介:
植民地における学校教員とはどのような人々であったのか。従来、植民地教育の「担い手」としての側面のみから把握・説明されてきた教員の位置づけを再検討し、日本が朝鮮において展開した植民地教育の新たな知見を見いだす。
『植民地期朝鮮の教育とジェンダー:就学・不就学をめぐる権力関係』(金富子/著 世織書房 2005.5)【372.2/95N】
内容紹介:
植民地期朝鮮の女性の就学:不就学の要因を「ジェンダー」を軸に「民族」「階級」の相互関連から分析。慰安婦たちの声を聞き取った著者がジェンダー史、植民地研究史の研究者として記した、画期的な博士論文。
【論文】
『植民地教育史研究年報 01植民地教育史像の再構成』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 1998.10)【371.5/194N】貸出可
p.28-39 「日本帝国主義の朝鮮に対する教育政策」研究の視座 井上薫
『植民地教育史研究年報 02植民地教育史認識を問う』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 1999.11)【371.5/194N】貸出可
p.115-128 植民地支配下の朝鮮における言語の「近代化」と「ナショナリズム」石純姫
『植民地教育史研究年報 03言語と植民地支配』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2000.11)【371.5/194N】貸出可
p.82-97 植民地朝鮮の普通学校における職業教育 呉成哲
p.98-118 実業的理科・作業的理科の二重性 -朝鮮総督府『初等理科書』『初等理科』と文部省『初等理科』の教材観 永田英治
『植民地教育史研究年報 05「文明化」による植民地支配』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2003.4)【371.5/194N】貸出可
p.160-176 植民地朝鮮におけるラジオ「国語講座」 -1945年までを通時的に- 上田崇仁
『植民地教育史研究年報 06植民地教育の残痕』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2004.4)【371.5/194N】貸出可
p.34-52 朝鮮総督府編纂『普通学校国語読本』の研究 -児童の「生活」に着眼した教材について 北川知子
『植民地教育史研究年報 08植民地国家の国語と地理』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2006.5)【371.5/194N】貸出可
p.44-61 国民教育と植民地:芦田恵之助と「朝鮮読本」 北川知子
『植民地教育史研究年報 11植民地教科書と国定教科書』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2009.6)【371.5/194N】貸出可
p.6-14 朝鮮総督府「国語読本」と国定「国語読本」の比較 上田崇仁
p.26-37 1940年代朝鮮総督府‘国史’教科書と日本国定‘歴史‘教科書の比較 金京美(佐野道夫 訳)
『植民地教育史研究年報 12三・一独立運動と植民地教育史研究』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2010.3)【371.5/194N】貸出可
p.37-47 澤柳政太郎のアジア認識 -朝鮮統治=植民地教育論と中心にして 松浦勉
p.48-56 植民地教育史研究にとって“三・一独立運動”とは 朝鮮・台湾・日本研究から 井上薫
『植民地教育史研究年報 13植民地と児童文化』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2011.3)【371.5/194N】貸出可
p.10-31 「植民地と児童文化 ~朝鮮研究から」 大竹聖美
p.32-40 子どもたちに届けられた“読み物”を考える 北川知子
『植民地教育史研究年報 14植民地・子ども・「新教育」』(日本植民地教育史研究会運営委員会/編集 皓星社 2012.3)【371.5/194N】貸出可
p.42-64 植民地朝鮮における「新教育」 -『文教の朝鮮』の言語教授法記事を中心に 韓炫精
p.90-108 植民地朝鮮における初等教科書の‘伝記物語’の考察 -‘人物の目録’と‘挿絵’の特徴を中心に 韓炫精
p.109-125 植民地下における朝鮮人母親の「皇国臣民」化と「国語」教育 有松しづよ
【資料集】
『日本植民地教育政策史料集成 朝鮮篇』全74冊 (竜渓書舎 1987-1991刊) 要覧・統計類の復刻版 貸出不可
『日本植民地教育政策史料集成(朝鮮編)総目録・解題・索引』(阿部洋/編集)
目次はインターネットでも公開されています。(2012/8/8現在)
【インターネット】
「CiNIii」という論文を検索するサイトがあります。例えば「朝鮮総督府」、「教育」で検索すると53件、「植民地朝鮮」、「教育」では66件ヒットしました。(2012年8月8日現在)
「機関リポジトリ」、「CiNii PDF オープンアクセス」 のアイコンがあるものは、全文を見ることができます。
上記で紹介した『植民地教育史研究年報 1-14』は当館で所蔵しています。
「植民地教育史の研究 ―帝国日本の植民地教育政策に関する比較史的考察―」
2008年度山本ゼミ共同研究報告書 慶應義塾大学文学部教育学専攻山本研究会
http://www.flet.keio.ac.jp/~syosin/2008collabo.pdf
【児童文学館所蔵資料】
閲覧・複写のみの利用になります。
『植民地時代の日韓児童文学交流史研究-朝鮮総督府機関紙「毎日申報」子ども欄を中心に』金永順/著 梅花女子大学大学院 2006.11 【T061100/58】
『児童文学研究 第35号』日本児童文学学会 2002.10 p80-92大竹聖美「朝鮮総督府・朝鮮教育会『普通学校 児童文庫』-植民地朝鮮と日本児童文学-」
『東京純心女子大学紀要 第10号』東京純心大学 2006.3 p1-12大竹聖美「植民地朝鮮における「紙芝居」の性格と普及過程-「国家総動員法」(1938年)と植民地政策-」
『日本保育学会大会研究論文集 第59回大会』日本保育学会第59回大会準備委員会 2006.4
p520-521裴珉卿「日本植民地時代における日本童謡と朝鮮童謡の関わり-朝鮮幼稚園の楽譜集の歌詞分析による」
参考資料:『朝鮮植民地教育政策史の再検討 九州大学韓国研究センター叢書 1』(稲葉継雄/著 九州大学出版会 2010.10),
参考資料:『韓国「併合」前後の教育政策と日本』(本間千景/著 思文閣出版 2010.3),
参考資料:『日本植民地教育の展開と朝鮮民衆の対応』(佐野通夫/著 社会評論社 2006.2),
参考資料:『植民地期朝鮮の歴史教育:「朝鮮事歴」の教授をめぐって』(國分麻里/著 新幹社 2010.12),
参考資料:『朝鮮総督府の「国語」政策資料』(熊谷明泰/編著 関西大学出版部 2004.3),
参考資料:『植民地朝鮮の日本語教育:日本語による「同化」教育の成立過程』(久保田優子/著 九州大学出版会 2005.12), (資料番号:10020500905674,請求記号:372.2/100N)
参考資料:『日本は朝鮮で何を教えたか』(旗田巍/編・監修 あゆみ出版 1987.6),
参考資料:『植民地朝鮮の学校教員:初等教員集団と植民地支配』(山下達也/著 九州大学出版会 2011.12 ),
参考資料:『植民地期朝鮮の教育とジェンダー』(金富子/著 世織書房 2005.5),
参考資料:『植民地教育史研究年報 1-14』,
参考資料:CiNii(2012/8/8現在), (ホームページ:http://ci.nii.ac.jp/)
参考資料:「植民地教育史の研究 ―帝国日本の植民地教育政策に関する比較史的考察―」(2012/8/8現在), (ホームページ:http://www.flet.keio.ac.jp/~syosin/2008collabo.pdf)
参考資料:CiNii:朝鮮総督府、教育 で検索(2012/8/8現在), (ホームページ:http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E7%B7%8F%E7%9D%A3%E5%BA%9C%E3%80%80%E6%95%99%E8%82%B2&range=0&count=20&sortorder=1&type=1)
参考資料:CiNii:植民地朝鮮、教育 で検索(2012/8/8現在), (ホームページ:http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E6%A4%8D%E6%B0%91%E5%9C%B0%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%80%80%E6%95%99%E8%82%B2&range=0&count=20&sortorder=1&type=1)
参考資料:『日本植民地教育政策史料集成(朝鮮編)総目録・解題・索引』82012/8/8現在), (ホームページ:http://books.google.co.jp/books?id=AAnCgxVVUpYC&pg=PA3&lpg=PA3&dq=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A4%8D%E6%B0%91%E5%9C%B0%E6%95%99%E8%82%B2%E6%94%BF%E7%AD%96%E5%8F%B2%E6%96%99%E9%9B%86%E6%88%90&source=bl&ots=2E9kj4S8x9&sig=z3C6nbhRxV_WsKb9RfDETtzZRAM&hl=ja&redir_esc=y#v=onepage&q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A4%8D%E6%B0%91%E5%9C%B0%E6%95%99%E8%82%B2%E6%94%BF%E7%AD%96%E5%8F%B2%E6%96%99%E9%9B%86%E6%88%90&f=false)
参考資料:『日本植民地教育政策史料集成 朝鮮篇』(竜渓書舎 1987-1991刊), (備考:)
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