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石山寺釈摩訶衍論(しゃくまかえんろん)(5帖)の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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石山寺は大津市石山寺一丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「『釈摩訶衍論』は理論実践の両面から大乗仏教の中心的な思想を要約した『大乗起信論』の注釈書で10巻からなり、龍樹菩薩の作といわれてきたが、近年は否定的な見解が多い。石山寺の『釈摩訶衍論』は5帖は、天明年間(1781~89)尊賢僧正によって修理改装された一切経(重要文化財)の諸本と同一の装?であることから、元来は一切経中に伝存したものとおもわれる。淡褐色の薄手の斐紙に1行29字~34字詰の細字で書写され、書風は端正で、かつ力強さが全面にみなぎっており、盛唐写経の優秀さをよくつたえている。(中略)国宝。(土井通弘)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.35, 参考資料: 2 国宝大事典 3 書跡・典籍 講談社 1986年 R-7091-3,

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