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石山寺塑造淳祐内供(ないく)坐像の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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石山寺は大津市石山寺一丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「淳祐内供は菅原淳茂(あつしげ)の子で道真の孫にあたり、石山寺第3座主である。(中略)この坐像は石山寺御影堂(みえいどう)に安置され、その畳座裏に1398年(応永5)時の座主守快によって開眼供養が行われたことをしるしている。塑造は奈良時代に盛行した造像技法の一つであったが、禅宗の頂相(ちんぞう)彫像がわが国でみられるようになると、中国の頂相を模して中世より再度その数は少ないが塑造が行われるようになる。像内には1393年(明徳4)の墨書がある経木24枚と、1392年(明徳3)の年記がある地蔵印仏(いんぶつ)1巻がおさめられ、印仏は正月1日から1体1印の地蔵版木を1日6体ずつおすことを始めて、通年のあいだ亡き人の逆修追善を行ったことをしるしている。重要文化財。(後略)(宇野茂樹)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.36,

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