石山寺は大津市石山寺一丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「建立年次は明らかではないが、室町時代に三味堂としてたてられ、のち普賢院淳祐内供の像を安置して御影堂と称するようになった。正面の柱間数3間で6.67m、側面3間で6.67mの後に1.23mの拡張部分がある。享保年間(1716~36)に後の四天柱から正面側へ大虹梁(だいこうりょう)をかけ、前の四天柱をぬき、背面を拡張して軒をとりこみ、須弥壇(しゅみだん)を後退させるなどの改造が行われた。屋根は宝形造桧皮葺(ひわだぶき)に露盤、宝珠をおき、落着きのある和様の美しい姿の仏堂である。県指定文化財。(後略)(成瀬弘明)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.37,
参考資料:
2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,
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