胡宮神社は多賀町敏満寺にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)銅製五輪塔は、なかに水晶の舎利塔があり、底に1198年(建久9)12月重源(ちょうげん)施入の銘があり、五輪塔にくわえて建久9年12月19日の日付がある重源の寄進状がそえられている。この五輪塔はただしくいえば五輪舎利塔というべきもので、東大寺勧進職の俊乗坊重源(ちょうげん)がいまは廃寺となった敏満寺へ寄進したものである。(中略)重要文化財。(宇野茂樹)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.297,
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