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金剛輪寺二天門の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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金剛輪寺は愛荘町松尾にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)様式からみて本堂よりは新しく、室町時代後期ころに建てられたものと考えられる。もとは楼門であったが、三重塔とおなじように江戸期に破損し、上階をとりこわして現在の一重にあらためられた。正面柱間の数3間、奥行2間の三間一戸門。正面左右の間には金剛柵をもうけて仁王像を安置する。柱上の組物はもとの腰組(楼門上階の縁高欄下の組物)の二手先まで当初材がのこっている。これより上方は後世のもので、一軒の疎垂木(まばらだるき)に入母屋造(いりもやづくり)にして、桧皮で葺(ふ)いている。上階部分をうしなっているが、下階は当初の形式手法がのこしており、中世楼門を知るうえでは好資料である。重要文化財。(鈴木順治)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.306, 参考資料: 2 近江文化財全集 下巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-2, 参考資料: 3 滋賀県文化財目録 平成15年度版 滋賀県教育委員会文化財保護課∥編集 滋賀県教育委員会 2004年 SB-7000-03,

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