油日神社は甲賀市甲賀町油日にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)拝殿の建立年代は宝蔵の資料から1609年(慶長14)前後とかんがえられている。入母屋造檜皮葺(いりもやづくりひわだぶき)の屋根は妻を正面とし、二軒疎垂木(ふたのきまばらだるき)で正背面に軒唐破風(のきからはふ)をつける。平面規模は正面柱間数3間で5.99m、側面も3間で5.91m。方柱上に舟肘木(ふなひじき)をのせ、廻縁は榑縁(くれえん)、切目長押(きりめなげし)、内法長押(うちのりなげし)を巡らし、柱間はすべて格子戸引違建、天井は棹縁(さおぶち)天井。(中略)重要文化財。(成瀬弘明)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.17,
参考資料:
2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1,
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