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油日神社楼門および廻廊の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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油日神社は甲賀市甲賀町油日にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「墨書銘により1566年(永禄9)の建立があきらかで、楼門の下層平面は正面3間で6.19m、側面2間で3.17mの和様の建物である。縁を受ける腰組および上層柱上組物とも三手先(みてさき)で、下層の中央間には頭貫(かしらぬき)上および通肘木(とおりひじき)上と2段に蟇股(かえるまた)を入れ、下段のものは竜や瑞鳥を彫刻した通例の形式であるが、上段のものは蟇股形の輪郭をもちいないで植物の葉を図案化した彫刻で斗(ます)を受け、上層中央間の間斗束(けんとづか)につけた笈形(おいがた)とともにこの楼門を特色づけている。廻廊は外側の延長で規模をしめすと、東が10間で27.3m、西が11間で30m、梁間は1間で3.95mです。円柱上に舟肘木(ふなひじき)、梁上に大きな板蟇股をのせて棟木を受け、疎垂木(まばらたるき)、小舞打の化粧屋根裏で、床は西廻廊の後端1間を除いてすべて板張り、柱間は外側の腰貫下を竪羽目板張りとし、その上と内側はすべて吹放ちである。(中略)重要文化財。(成瀬弘明)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.18, 参考資料: 2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1,

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