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春日神社(栗東市)表門の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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春日神社は栗東市荒張にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「建立年代は墨書銘より1613年(慶長18)とつたえられ、規模は小さいが形式のととのった本格的な和様四脚門(わようよつあしもん)である。正面2.68m、側面2.04m、高さ4.53mで形式の概要は、主柱を太目の円柱、4本の控柱(ひかえばしら)は面取(めんと)り方柱で柱頭に頭貫(かしあらぬき)をまわす。組物は控柱上が連三斗(つれみつど)となり、組物(くみもの)間は簑束(みのづか)で軒桁をうける。妻虹梁(つまこうりょう)には板蟇股(いたかえるまた)をのせ平三斗(ひらみつど)、主柱間中央は間斗束(けんとづか)で化粧棟木(むなぎ)をささえる。軒は二軒繁垂木(ふたのきしげだるき)で破風には猪目懸魚(いのめげぎょ)をつけ、主柱間は板扉両開きをもうける。破風や組物などに桃山時代の様式手法が見られ、装飾は少なく安定した姿態には古様をとどめている。なお両側面には貝形(かいがた)部材が残存しており、当初は築地塀(ついじべい)がとりついていたことがうかがえる。重要文化財。(大塚 博)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.150, 参考資料: 2 滋賀県文化財目録 平成15年度版 滋賀県教育委員会文化財保護課∥編集 滋賀県教育委員会 2004年 SB-7000-03,

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