老蘇ノ森は近江八幡市安土町東老蘇にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)古来、数多くの歌の歌枕としてよまれ、ホトトギスの名所ともされた。(中略)昔、この地は不毛の地であったが、孝霊天皇の御代に石辺大連という名の翁が松・杉・檜などを植えたところ、神の助けによって、大きな森林に成長した、という伝承をもっている(『老蘇神社本記』)。現在は新幹線と国道8号によって二分され、かつての大森林は縮小したが、1949年(昭和24)に国史跡に指定されて、その保全に力がそそがれている。(後略)(高橋誠一)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 P.84,
参考資料:
2 近江文化財全集 下巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-2,
↧