質問の預言者モハンマドはムハンマドという名で知られている。日本ではマホメッド(モハメッド)とも言われる。
ムハンマドについては、『世界大百科事典 20』(平凡社 2005)のp670に〈ムハンマド〉の項目があり、その生涯や預言の内容について記述があった。
この項の記述とともに、以下の資料を紹介した。
『ムハンマド 神の声を伝えた男』(小滝透著 春秋社 1998)
目次から「ムハンマド誕生」「預言者」「ヒジュラ(聖遷)」「死闘」「メッカ入城」「エピローグ」という章立て。ムハンマドの生涯が中心の内容。
『ムハンマド イスラームの源流をたずねて』(小杉泰著 山川出版社 2002)
目次から「家庭の人」「啓示の器」「神の使徒」「戦いと裁定」「ムハンマドの実像を求めて」「人類史のなかのムハンマド」という章立て。ムハンマドの生涯と考察。
『ムハンマド 預言者と政治家』(モンゴメリー・ワット著 牧野信也訳 みすず書房 1970)
目次から「天賦の才ある孤児」「預言者としての招命」「抵抗と拒絶」「メディナへの移住」「メッカに対する挑戦」「メッカの反撃のシッパイ」「メッカの征服」「アラビア半島の支配者」「結び-総合評価」という章立て。生涯と考察。
『イスラーム教を知る事典』(渥美堅持著 東京堂出版 1999)
p111-122「ムハンマドとイスラーム教の誕生」という項がある。
預言の集大成であるコーランについては以下の資料を紹介した。
『コーラン入門』(リチャード・ベル著 医王秀行訳 筑摩書房 2003)
ムハンマドの生涯やコーランの内容について書かれている。
『コーラン 構造・教義・伝承』(フランソワ・デロッシュ著 小村優太訳 白水社 2009)
コーランの構造・教義・伝承を中心に解説されているが、ムハンマドの生いたち等にも触れている。
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