『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「愛知郡湖東町大字横溝にある臨済宗永源寺派の寺。金光山善明禅寺という。開基はあきらかではなく、万治・寛文年間(1658~1673)に、僧寂照・喜春が中興した。村人たちは荒れ地をひらいて燈明料とし、協力した。1678年(延宝6)には彦根城主井伊直澄の母と姉が資材を寄付し、仏堂の改築などが行われた。藤原期の作とつたえる阿弥陀如来・釈迦如来があり、ともに重要文化財。釈迦如来には長承2年(1133)10月仏師快俊の胎内銘がある。(浅井喜美)」とあります。なお、愛知郡湖東町大字横溝は現在東近江市横溝町になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.448,
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2 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.284,
参考資料:
3 図説近江古寺紀行 木村至宏∥著 河出書房新社 1995年 5-1800- 95,
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4 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
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5 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
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6 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
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