『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市松本1丁目にある。祭神は猿田彦大神。創建年代未詳。創建当初は山城国桂の宮に鎮座していたが、後鳥羽上皇の承元元年(1207)、近江国滋賀郡岡山平尾ヶ嶽に遷座し、1574年(天正2)現在地にうつった。同社が一時鎮座した岡山は元宮とよばれ(現、大津市本宮)、精大明神(蹴鞠の神)と刻された碑がたっている。江戸時代には、蹴鞠を家職として免許をあたえる飛鳥井・難波両家が同社に奉仕し、現在でも毎年8月の平野神社まつりにさいして、京都蹴鞠保存会の手による蹴鞠が奉納されている。(樋爪 修)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.615,
参考資料:
2 大津の社 大津市歴史博物館∥企画編集 大津市 1992年 S-1711- 92,
参考資料:
3 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.30-31,
参考資料:
4 社寺要覧 三宅辨造∥編 滋賀県 1923年 S-1600- 23,
参考資料:
5 神社辞典 白井 永二∥編 東京堂出版 1979年 R-1759-シ,
参考資料:
6 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
参考資料:
7 日本社寺大観 神社篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1759-フ 120436373,
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