『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「伊香郡高月町唐川(からかわ)、真宗大谷派。伊香平野の中央にある湧出(ゆるぎ)山南麓に有名な赤後寺(しゃくごうじ)観音と並立している。この地は古代富永(とみなが)荘であって、山号も富永山で初期は天台宗。1290年(正応3)住僧覚了が覚如上人に帰依し、真宗に転じた。のち織田信長との争いに、了西とその子教西が顕如上人にしたがい石山合戦に参加。関ヶ原合戦には教西が功をあげた。(中略)。現本堂は嘉永年間(1848~54)の再建である。(後略)(今井清右エ門)」とあります。なお、伊香郡高月町唐川は現在長浜市高月町唐川になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 5-0300- 84 p.493,
参考資料:
2 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
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