『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市大萱2丁目に所在。曹洞宗。山号は瑠璃山。本尊は薬師如来(鎌倉期)。1910年代に本堂の裏から出土したという花弁紋や布目の瓦から、この地に飛鳥時代の大寺があったことがわかる。中世には天台寺院としてさかえたが、信長の兵火にかかり焼失したという。その後、本尊をまつる薬師堂が建てられ、禅宗寺院となった。はじめ黄檗宗、のち曹洞宗にかわった。この寺の入口付近に大門、北側には正林坊という字名がのこされていて、かつての大伽藍をしのばせる。(後略)(石川正知)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.512,
参考資料:
2 近江・若狭 小学館 1991年 S-1800- 91,
参考資料:
3 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
参考資料:
4 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
参考資料:
5 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
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