『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「長浜市東上坂町に所在する。祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)で、明治維新までは午頭(ごづ)天王とも称した。勧請年代は不明であるが、孝霊天皇の御代、上坂田郷の惣社としてまつられたとつたえられる。坂田郷里の庄は上坂、阪田、下坂の3庄にわかれ、坂田の公(きみ)の子孫の治所であった。故に坂田の公が祖神をまつった社であるとつたえられている。近辺に多くの古墳群があり、これをみても豪族の流を知ることができる。歴代守護武門の崇敬庇護があつかったという。(中嶋喜平)」とあります。なお、文中の「豪族の流」は「豪族の流れ」の誤植と思われます。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.262,
参考資料:
2 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.110-111,
参考資料:
3 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
参考資料:
4 全国神社名鑑 下 三浦譲∥編 全国神社名鑑刊行会史学センタ- 1977年 RB-1703-ミ,
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