『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市葛川坊村町にある。祭神は国常立命(くにとこたちのみこと)。地主神(じしゅしん)である思古淵明神(しこぶちみょうじん)を配祀する。思古淵明神は水の神といわれ、安曇川流域で多くまつられ、同流域の開拓の祖神とされている。1317年(文保元)の「葛川境界絵図」にも、明王院とともに同社が描かれており、中世以来、葛川の鎮守神として崇敬されていたことが知られる。なお本殿(春日造(かすがづくり))・幣殿(へいでん)は1502年(文亀2)の建立で、重要文化財。(立川 洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.360,
参考資料:
2 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.3,
参考資料:
3 大津の社 大津市歴史博物館∥企画編集 大津市 1992年 S-1711- 92,
参考資料:
4 日本社寺大観 神社篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1759-フ,
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