『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「栗太郡栗東町下戸山に所在。祭神は木俣(きのまた)神。式内社であるが創立年代は未詳。古代豪族五百井造の祖をまつる神とする説もあるが、あきらかでない。社伝によると、851年(仁寿元)に正六位上、1141年(永治元)には従五位下の神階授与がみられる。また1524年(大永4)の屋根葺替棟札によれば、行円坊なる別当寺のあったことがわかる。近世においては、1679年(延宝7)の下戸山検地帳によると、社地2町1反3畝10歩が除地となっている。1876年(明治9)には村社となる。(宇野日出生)」とあります。なお、栗東町下戸山は現在栗東市下戸山になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.25,
参考資料:
2 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.59-60,
参考資料:
3 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.221-222,
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