旧中萩町に“津乗”という地名があったらしい。地名の由来からさがすと、弘治2年(1556)真鍋近江守隆綱が予州の国の地蔵職を奉じ、この地に赴任した際、近江の国から「生頭(ごづ)天皇」と「お津乗さん」をつれてきたとある。「お津乗さん」とは小祠のことで、現在、本郷岩佐氏屋敷にあるらしい。
参考資料:『地名の由来 新居浜』, (新居浜市教育委員会/編 1992)
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