図書資料:「はるかなる淀川: 三川合流の歴史 : 第八回企画展」「巨椋池干拓誌」
Web情報:「三川合流物語-渡し、淀城、巨椋池-」より、淀川資料館にある「巨椋池変遷図」の写真、「淀川河川事務所HP」その他文献情報等に該当する地図が掲載されている。
回答プロセス:【調査戦略】
まずは明治29年に行われた河川工事について下調べし、その内容を確認する。町史等の地域資料を中心に調査を進める。
【回答プロセス】
・大山崎町のHPの情報より、ご質問の木津川の工事というのは木津川の付け替えなどの治水工事で、淀川の改良工事であり、この工事により桂川、宇治川、木津川の三川合流点が現在の位置に定まったということが分かった。
大山崎町HP http://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=312
(図書資料)
「大山崎町」「淀川」「三川合流」等のキーワードで本学の所蔵検索をすると、関連する以下の資料がヒットした。
・「はるかなる淀川: 三川合流の歴史 : 第八回企画展」NCID:BA49988587
・「大山崎町史」NCID:BN0587498X
こちらの資料に地図の掲載があるか、調査を行ったところ「はるかなる淀川: 三川合流の歴史 : 第八回企画展」には詳細ではないが明治22年の三川合流地点の地図が掲載されており、「大山崎町史」には掲載が無かった。
(Web情報)
Google検索で図書資料と同じく「大山崎町」「淀川」「三川合流」等のキーワードを調査すると、以下の関連情報がヒットした。
①「三川合流物語-渡し、淀城、巨椋池-」http://qta.chicappa.jp/crk07-3rivers-story.htm
個人で作成されているページだが、詳しい地図の掲載もあり参考になると思われる。
内容の第8項で明治の淀川改良工事の項目で淀川と巨椋池の水域の変遷が時代ごとの地図で確認でき、“こちらは淀川資料館にある「巨椋池変遷図」を撮影させていただいた。”と書かれていた。リンク先に淀川資料館のページもあり、実際訪れて地図の現物を確認することが出来る。
そのほかにも参考になりそうな地図の掲載があり、ページ終わりに参考資料のリストが載っていた。本学で利用できるものもあった。
・「巨椋池干拓誌」NCID: BN04504420
②「淀川河川事務所」http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/know/rekisi/kakawar.html
③「淀川資料館」http://www.yodo-museum.go.jp
こちらにもいくつかの資料が掲載されており、③の淀川資料館には①のページに掲載されている資料が展示されているる。
(文献資料)
JDream(有料データベース)でキーワード「淀川改修」を検索すると、関連文献がヒットし、本学で所蔵している資料もあった。いくつか確認をしてみると、ご紹介した図書に載っていた地図が参考資料として掲載されていた。
以上の資料の紹介を回答とし、入手できる資料については依頼者に確認していただいた。
【結論】
ご紹介した資料の中でも図書資料「はるかなる淀川: 三川合流の歴史 : 第八回企画展」の掲載地図と、個人HP「三川合流物語-渡し、淀城、巨椋池-」の「巨椋池変遷図」は有用となった様子だった。
参考資料:「はるかなる淀川: 三川合流の歴史 : 第八回企画展」, (NCID:BA49988587)
参考資料:「大山崎町史」, (NCID:BN0587498X)
参考資料:「巨椋池干拓誌」, (NCID: BN04504420)
参考資料:「三川合流物語-渡し、淀城、巨椋池-」, (http://qta.chicappa.jp/crk07-3rivers-story.htm
最終アクセス:2012/08/21)
参考資料:「淀川河川事務所」, (http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/know/rekisi/kakawar.html
最終アクセス2012/08/21)
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