瀬田正之「河内音頭」『河内文化』14号 p.48-50
によれば、その起源は定かではないが、古老たちの話などによると1000年程度ともいわれている。音頭の流派は3つの系統があって、北、南、中河内でそれぞれ異なり、いずれも河内音頭と総称されているが、そのうち最も古く盛大なものが八尾市の地蔵盆踊りである。
井野辺天籟 「河内音頭の研究」『上方 : 郷土研究』 86号 1938年2月 p.89-95
には起源、沿革、開催期、音頭の種類などについて、詳しく述べられており、音頭の歌詞、楽譜、踊りの風景写真などについては
『日本民謡大観 近畿篇』(日本放送協会/編 日本放送出版協会,1966) p.234-237
に記載されている。
また、踊りの場所の設営、音頭の歌詞など盆踊りについては
『なにわ楽書帖 : 群山随筆集』(松井 群山/著 府政新聞社,1969) p.46-49
『中河内郡誌 』(中河内郡役所/編 名著出版,1972)p.187-190
に書かれている。
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