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アルコール度数別の有機化合物の溶解度の一覧が掲載されている資料(1)が見つかりましたので、ご紹介します。
(1) 『Solubilities of organic compounds. A compilation of quantitative solubility data from the periodical literature』(3 ed. D. Van Nostrand 1941 【541.34-Se424(2)】)
p.124に、25℃のエチルアルコールの度数別に、グリシンの溶解度の一覧が掲載されています。
p.565に、エチルアルコールの水との溶液量別に、アミル・アセテートの溶解度の一覧が掲載されています。
p.703に、0℃と28℃と40℃のそれぞれについて、エチルアルコールの度数別に、ジフェニルアミンの溶解度の一覧が掲載されています。
p.832 に、22℃~25℃のアルコール水溶液の度数別に、アニスオイル、シナモンオイル、クローブオイル、オイゲノール、ペパーミントオイル、サッサフラスオイルの溶解度の一覧が掲載されています。
p.839に、25℃のアルコール水溶液の度数別に、ゼイン(トウモロコシのたんぱく質)の溶解度の一覧が掲載されています。
その他、エチルエーテル(pp.132~133、p.153)、エチルアセテート(p.132、p.134)、エチルブロマイド(p.132)、エチルブチ レート(p.132)、エチルプロピオネート(p.132)、ブチルアルコール(p.135)、メチルブチレート(p.135)、イソアミルアルコール (p.136)、イソブチルアルコール(p.136)、イソアミルブロマイド(p.136)、イソブチルブロマイド(p.136)、イソアミルエーテル(p.136)、メシチレン(p.136)、ベンゼン(p.137)、ピネン(p.144)、プロピルブロマイド(p.144)、トルエン (p.144)、トルイジン(p.144)、ブロモトルエン(p.144)、ニトロトルエン(p.144)、キシレン(p.145)、ペンタン (p.146)、ヘキサン(p.146)、ガソリン(p.150)、樟脳(p.679)など、多数の有機化合物について、 各種の条件下でのアルコール度数別溶解度の一覧が掲載されています。
[その他の調査済み資料・データベース]
・『化学大辞典. 1』(化学大辞典編集委員会 編 縮刷版 共立出版 1963.7(第34刷:1993.6) 【PA2-G24】)
・『化学大百科』(Douglas M.Considine, Glenn D. Considine 編 ; 今井淑夫 [ほか] 監訳 朝倉書店 1997.10 【PA2-G27】)
・『化学便覧. 基礎編 2』(日本化学会 編 改訂5版 丸善 2004.2 【PA2-H22】)
・『アルコールハンドブック』(通商産業省基礎産業局アルコール課 監修 ; アルコール協会, バイオインダストリー協会 編 第9版 技報堂出版 1997.8 【PA2-G25】)
・『油化学便覧』(日本油化学会 編 丸善 2001.11 【PA2-G84】)
・『分離技術ハンドブック』(分離技術会 編 分離技術会 2010.2 【PA2-J40】)
・『醸造・発酵食品の事典』(吉沢淑 石川雄章 蓼沼誠 長澤道太郎 永見憲三 編 普及版 朝倉書店 2010.1 【PA411-J27】)
・『醸造物の成分』(日本醸造協会 編 日本醸造協会 1999.12 【PA411-G20】)
・『酒造総典』(芝田喜三代 難波康之祐 著 日本評論社 2008.10 【PA416-J5】)
・『キッチンサイエンス : 食材から食卓まで』(マギー 著 香西みどり 監訳 北山薫 北山雅彦 訳 共立出版 2008.10 【EF27-J159】)
・『食品と熟成』(石谷孝佑 編著 光琳選書 ; 10 光琳 2009.1 【PC21-J37】)
・『NEW調理と理論』(山崎清子 島田キミエ 渋川祥子 下村道子 市川朝子 杉山久仁子 共著 同文書院 2011.4 【EF27-J615】)
・『健康と調理のサイエンス : 調理科学と健康の接点』(大越ひろ 品川弘子 編 ; 渡辺敦子 大須賀彰子 藤井恵子 飯田文子 著 学文社 2008.7 【PC25-J17】)
・『香りの百科』(日本香料協会 編 朝倉書店 1989.6 【PA2-E23】)
・『香料化学総覧. 第2 (単離香料・合成香料,香料の応用)』(奥田治 著 広川書店 1968 【576.6-O588k2】)
・『香り創りをデザインする : 調香の基礎からフレグランスの応用まで』(堀内哲嗣郎 著 フレグランスジャーナル社 2010.7 【PA555-J29】)
・『CRC Handbook of Chemistry and Physics』(CRC Press 91 2010/2011 【Z63-C694】)
・『Handbook of alcoholic beverages : technical, analytical and nutritional aspects』(edited by Alan J. Buglass John Wiley & Sons 2011 【PA416-B6】)
・『Handbook of aqueous solubility data』(Samuel H. Yalkowsky Yan He Parijat Jain CRC Press c2010 【PA2-B48】)
・ 『Alcohols with water』(volume editor, A.F.M. Barton ; contributors, M.C. Haulait-Pirson ... [et al.] 1st ed. Pergamon 1984 【PA225-143(15)】)
・NDL-OPAC (https://ndlopac.ndl.go.jp/)
・リサーチ・ナビ(http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/)
・CiNii Articles (http://ci.nii.ac.jp/)
・JDreamII [当館契約データベース]
インターネット・データベースの最終アクセス日は2012年11月2日です。
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