『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「九月八日午前十一時から」で、概要は「紀州熊野を倣い、当山一帯を修験場の修業霊場とした頃、修業を終え御滝で禊をして俗世へ出生する意味の祭りとも解されている。この日、熊野神社で祭典の間、御滝に祀る祠の御扉を開けに行くところから、神聖な御滝を熊野神社の御神体として祀る祭りともいわれている。」とあります。なお、文中の「修験場」は「修験道」の誤植と思われます。
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