・少年カフカ Kafka on the shore official magazine 村上春樹/著 新潮社 2003.6
※p.37-(No.076)読者のメールのやりとりで、次のような村上春樹のコメントあり。
「甲村記念図書館はもちろん実在します。というのは嘘です。実在しません。僕が勝手にこしらえたものです。すみません・・・」
p.58 「僕の頭の中には実在しますが、実際には存在しません」とあり。
回答プロセス:(1)甲村図書館という名称の図書館は県内にない。
(2)「海辺のカフカ 上」によれば、甲村図書館は次のような図書館。
・高松市の郊外に旧家のお金持ちが自宅の書庫を改造して作った私立図書館
・名称は「甲村記念図書館」
・甲村家は、江戸時代から続いている大きな造り酒屋
・甲村家の私財により財団が作られ、その財団が図書館の経営をしている。
・甲村家が明治以来数代にわたって、芸術サークルの形成・維持を熱心に行った。
(関連事例)
・村上春樹が香川へうどんを食べに行く内容のものを読んだ記憶があるが、どの本に載っているか知りたい。(近畿大学中央図書館)
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000077410
寄与者:近畿大学中央図書
備考:定番事例
2011/1にも同様な質問あり。
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