<調査結果>以下の年月日の新聞に掲載。
(1) 江藤淳「文芸時評」
『朝日新聞』昭和36年4月22日 朝刊6面「文芸時評《下》 読者にせまる実在感 秀作・水上勉氏の『雁の寺』」
(2) 吉田健一「大衆文学時評」
『読売新聞』昭和36年4月7日 夕刊3面「大衆文学時評 上 現実がそこにある 水上勉の「雁の寺」めぐって」
<調査経過>
まず、朝日新聞記事検索データベース「聞蔵2ビジュアル」、読売新聞記事検索データベース「ヨミダス歴史館」を、それぞれ<江藤淳><水上勉><雁の寺><吉田健一><大衆文学><文芸時評>などのキーワードで検索してみたが、確認することができなかった。署名記事は執筆者に著作権があるため、いずれのデータベースでも検索対象となっていないと思われる。
次に、江藤淳及び吉田健一の、それぞれの新聞連載をまとめた図書のうち、資料1、2を調査したところ、新聞掲載年月についての記載があった。
資料1:記事本文:p.126-128、新聞掲載年月日:p.128
資料2:記事本文:p.13-19、新聞掲載年月日:p.333(「解題」)
これに基づき、各新聞縮刷版の該当年月日に記事が掲載されていることを確認した(資料3:p.452、資料4:p.135)。
参考資料:【資料1】全文芸時評 上巻 昭和33年?46年 <J026/3081/1>,
参考資料:【資料2】吉田健一著作集 第15集 <J860/ヨ25/1-15>,
参考資料:【資料3】朝日新聞 478号 (1961年4月),
参考資料:【資料4】読売新聞 4巻 4号 (1961年4月),
↧