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桜のことを詠んだ「西土牡丹徒自誇・・・(草場船山)」という漢詩の書き下し文と意味がわかる本がみたい。(島根県立図書館)

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【資料1】p171~172「桜花」に、この漢詩が収録されている。 詩題、全文は次のとおり。 「桜花」 船山 草場 廉 西土牡丹徒自誇 不知東海有名葩 徐生当日求仙処 看做祥雲是此花 また、この漢詩の解釈と背景についても記述がある。 解釈としては、「西土(中国)では牡丹を、これこそ花の王者として自慢しているけれども、東海の日本に、すぐれた名花があることを知らない。徐福が秦の始皇帝の命をうけて仙人のすみかを尋ね歩いた当時、山に瑞雲のたなびくと見たのは、実はこの花であったのだ」。桜の美しさを誇った詩とある。 【資料2】p392~393「桜花」にも、この漢詩の収録があり、本文・訓読・通釈、語釈、余説がある。 回答プロセス:(1) インターネットで、「草場船山」「西土牡丹徒自誇」で検索したところ、日本の漢詩であることが判明。 (2) 参考図書・一般書架の日本漢詩に関する資料の内容を調査。→【資料1・2】 <参考として>〔コトバンク:草場船山〕http://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E5%A0%B4%E8%88%B9%E5%B1%B1(最終確認2013/3/23)より、 草場船山・・・幕末-明治時代の漢学者(1819-1887)。肥前多久(佐賀県)の人。名は廉。字は立大。 参考資料:【資料1】 猪口篤志 著 , 菊地隆雄 編. 日本漢詩. 明治書院, 1996. (新書漢文大系 ; 7) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002525408-00, 4625573076(p171~172「桜花」 当館請求記号 919/ニ96/) 参考資料:【資料2】 猪口篤志 著. 日本漢詩鑑賞辞典. 角川書店, 1980. (角川小辞典 ; 22) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001463235-00, (p392~393「桜花」 当館請求記号 R919/0027/ ※貸出禁止資料)

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